ハイジャッカー(閃光のハサウェイ)
はいじゃっかー
概要
この記事で紹介するハイジャッカーとは、小説『閃光のハサウェイ』で主人公のハサウェイ・ノア、ヒロインのギギ・アンダルシア達特権階級の人間が乗るハウンゼンをハイジャックしたテロリスト集団である。
彼等の正体は、オーストラリアの北部の街に集い始めている不穏分子オエンベリ軍の一派であったのだが、連邦政府から身代金を頂戴する為に、反地球連邦組織『マフティー・ナビーユ・エリン』(文中の表記ではマフティー・エリン)を騙って、ハウンゼンの乗客を人質にした。
ハウンゼンのコクピットから客室まで占拠した彼等だったが、リーダー格と思しきかぼちゃマスクは神経を苛立たせてしまい、人質を牽制中にも関わらず、慇懃な言葉遣いをした保健衛生大臣ハイラム・メッシャーや取り乱したハイラムの妻を殺害するなどの蛮行を行った。
最終的にハイジャッカー達は、本物のマフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイやその場に居合わせた連邦軍大佐ケネス・スレッグによって鎮圧され、身柄を軍により拘束された。
劇中での活躍
小説版
ベース・ジャバー経由で、ハウンゼンに移動したハイジャッカー達は機内を制圧した。保健衛生大臣ハイラム・メッシャーとその妻を殺害する他にも、パーサーの青年を殴りつけるなどの狼藉を働いた。
しかし、銃を奪い取ったハサウェイの格闘術によりハイジャッカーの数人が叩きのめされた後は、コクピットにいた魔女のマスクが銃撃で無力化された。そして彼等は軍に拘束された。
アニメ版
ジェガンとベース・ジャバーの護衛が離脱した地球降下中を見計らうと、ギャプラン経由で、ハウンゼンに移動したハイジャッカー達は機内を制圧した。保健衛生大臣ハイラム・メッシャーとその妻を殺害はしたが、こちらではパーサーの青年に暴行を加えていない。
最後は、銃を奪い取ったハサウェイやケネスに銃撃され、ほぼ全員が負傷するが死者はおらず、軍に拘束された。