「…あっやば!シャイニングフリスビーセンセーション!!」
「いや結局殺すんかあぁぁぁぁあい!!!」
概要
せいぜいがんばれ!魔法少女くるみの主人公・鈴木キヨシとヒロイン・安土桃山くるみのカップリング。
魔法少女くるみで二次創作であるのにも関わらず高い人気を誇るカップリング。
本編では主人公とヒロインという立ち位置でありながら、くるみはキヨシの存在すら全く認知しておらず、一方のキヨシもくるみのことは正直、良く思っているのかどうかすら怪しい。要するに本来二人の間には恋愛感情などまるでない、その上で生まれたカップリングであることを重々承知しておいて欲しい。
真面目男子とアホの子という王道すぎる組み合わせ故か、創作が多く存在する。創作作品ではくるみがキヨシの名前を間違え、それにキヨシが「鈴木だよ」とツッコむのが一つの流れとして定着している。距離感は作品によってまちまち。
魔法少女と一般人、バカと優等生、能天気と堅物という対極に位置するようにも見える二人だが、一方で双方とも三人組の中で最も狂人である点や見た目に反したガラの悪さ、にも関わらず「自分は普通」だと信じて疑わない客観性の無さ等の共通点もいくつか挙げられる。
作中では出会ってすらいない二人だが、ここまでくると案外相性は悪くないのではないかとも思ってしまう…。
反響
元々そういう色恋沙汰が起きてもおかしくない立ち位置や性格付けであるせいか、実は初期からひっそり界隈を賑わせていたカップリング。「彼らの関係性(魔法少女と傍観者)は作品そのものを表している」という冷静かつ比喩的な考え方をするファンも居れば、「萌えの塊」「キヨくるは正義」といった純粋にカップリングの一つとして楽しむファンも居る。しかし誰もが皆あくまで捏造だとはっきり認識しており、二次創作の範疇を超えてくることは無いだろうと思われていた。
しかし貴重な常識人であるキヨシがツッコミ中毒であったことが判明した61話。実はこの話、キヨシとくるみの奇妙な関係性が垣間見える回であった。
この話で「くるみが原因でキヨシがおかしくなった」「キヨシはくるみ達の狂った言動にツッコんでいないと生きていけない」という事が判明する。これは即ち、主人公はプリマエンジェルたちによって確実に変化し始めているということを表しているのである。
この点で言えば、恋愛感情でなくともキヨくるには強い関係性があるのは確定的だと考えられる。