※警告※
この記事は『崩壊3rd』ストーリーに関連する重大なネタバレを含みます!!
「この真っ暗な空を燃やし尽くして、光をより彼方へと届ける!」
概説
崩壊3rdの主人公、キアナ・カスラナが内在する空の律者を乗り越えて到達した、新たな律者の姿。
その名の通り炎の力を操る律者ではあるが、前文明に語られる「炎の律者」の後継者という訳では無い。そのため人格の上書きは発生しておらず、キアナ本来の人格のまま人類に味方する律者である。
能力
炎を操ることができるのと同時に、心を通わせた仲間たちの力も引き出す事が出来る。
今までの双銃によるカスラナ流とはうって変わって、涅槃の剣・スルトをベースにした大剣を振るって戦う。
剣には4つの宝石が飾られており、仲間たちの力によって4色に光り輝く。
しかし本当に大事なのは律者としての能力ではなく、仲間達と手を取り合って夜を照らす炎になると決心したキアナ自身の精神的な成長ぶりだろう。
彼女の灯す炎はただの炎ではなく、師から受け継いだ皆を照らす希望の炎なのである。
ゲーム上での性能
ver5.0からから実装された異能タイプの炎元素アタッカー。
先述の通り今までのキアナと違って大剣を振るうが、システム上の装備武器は双銃のまま。特徴的な点として、切り上げ攻撃からの空中コンボがつなげられる点が挙げられる。
外伝OWの後崩壊書で既に近しいシステムがあるが、本編キャラでの空中攻撃はこれが初となる。
戦力面では分岐攻撃で自身のHPを減らし律者形態へと移行する火事場型アタッカー。
律者形態時にさらに分岐攻撃を行えば、EPなしで必殺技並の強力な攻撃を繰り出す事も出来る。しかもパッシブで強力なシールドを持つため耐久力も低くないなど、非常に強力なキャラクター。
欠点として攻撃によるEPの回収力がやや控えめ。
しかし、キアナ以外のキャラとチームを組むことで初期EPが増加し、一定条件下で交代すると毎秒EPを獲得できるなど、仲間と共に戦う事で欠点をある程度克服できる。
余談だが、必殺技のモーションがとある人物のムービー中のモーションと同じだったり、一部のセリフもその人物と同じだったりと、キアナの心に残した強い影響をうかがい知れる心憎い仕掛けが施されていたりする。
関連人物
キアナを戦乙女として育て、最後には空の律者から引き上げてくれた恩師。
空の律者という罪過に心を苛まれていたキアナの心を再び奮い立たせるきっかけにもなるなど、その影響は計り知れない。
当初は性格的な相性の悪さから口喧嘩が絶えなかった間柄。しかし再会以降は口喧嘩は鳴りを潜め、互いに信頼しあう仲。それでもブローニャはキアナをバカと言い切るものの、様々な事件を越えて大きく成長したキアナに対し深い信頼と心配を覚えている。
聖フレイア学園時代の委員長にして、放浪時代も渡世の羽を通じて精神面からキアナを支えてくれた人物。また識の律者の事件において、キアナに「残される者の気持ち」を気付かせ、誰も欠けさせない決心の礎にもつながっている。