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しんきろう怪獣ロードラの編集履歴

2021-09-07 22:00:02 バージョン

しんきろう怪獣ロードラ

ろーどら

本稿では、『ウルトラマンタロウ』に登場するロードラについて解説する。

データ

  • 身長:48m
  • 体重:3万8千t
  • 別名:しんきろう怪獣(平仮名で蜃気楼)
  • 出身地:箱根付近のハイウェイ地底

概要

第23話「やさしい怪獣お父さん!」に登場。

ハイウェイの地底に潜み、竜巻のような蜃気楼を発生させて操る怪獣。

理由は不明だが自動車を狙っており、近くを自動車が通ると蜃気楼の中に巻き込んでドロドロに溶かしてしまう。


武器はシャワーノズルのような鼻から発射する溶解液で、金属ならすぐに腐食させて溶かしてしまうが、生物には一切影響はなく、これを使って蜃気楼に巻き込んだ車を溶かしていた(しかし戦闘時にこれを浴びたタロウは少し苦しんでいた。むせたのだろうか)。

これ以外には両腕から放つ電撃と光線を有し、特に光線はストリウム光線を相殺するほどの威力を持っている。


金属だけを溶かし人体には無害な溶解液を使えるということで、車を溶かされた白鳥健一の友人・六郎の母親がその能力を利用して一儲けしようとするが、方法は「話せばわかると思う!」というアホすぎるもので、当然怪獣相手に言葉が通じるわけもなく、さらには王水銃で対抗したZATを止めた事もあって余計に事態が悪化してしまう。

ロードラ

怪獣としての能力面では生命力と再生能力が異常に強いのが特徴。竹の反動を利用して鼻に飛び乗ってきた東光太郎に竹槍で目をつぶされるが、タロウとの戦闘時には目は再生していた。体を切断されても全然平気で、タロウのフット光線を受けて首と両手を切断されてもびくともせず、逆に切り落とされた首と両手だけでタロウに襲い掛かった。おまけに攻撃を終えた後には何事もなかったかのように首と両手は胴体にくっついていた。前述のとおりストリウム光線は相殺してしまい、目をつぶされようが首と両手を切断されようが平気ですぐに元通りという不死身っぷりを見せており、攻守ともにその能力は相当高いことが窺える。マイナーながらもかなりの強豪怪獣である。


最後はタロウの新必殺技「タロウスパウト」で空高く吹き飛ばされて粉々になり、その破片は大量のミニカーとなって降り注いだ

なぜ車を狙うのか、なぜ金属だけを溶かし人体には無害な溶解液なんて使えるのか、なぜ首と両手を切断されても平気なのか、挙句の果てになぜミニカーになったのか、最後までわけのわからない怪獣であった。

なおここで列挙した疑問は元号が令和に移った今もなお何一つ解消されていない


漫画版

内山まもるによるコミカライズでは、第7話「消えた車は怪獣のエサだ!」に登場。

体を透明化して山中に潜み、通りかかった車はおろかスーパースワローをも溶かした。その理由はタイトル通り、溶けた金属を食べる為である。所謂「体外消化」であろう。

光に弱く、キングブレスレットから放たれた光エネルギーを浴びて姿を現し、更に光を浴びせられたことで自分が溶けて絶命。後にはボロボロになったZAT2大マシンが残された。


余談

名前の由来は道を意味する英単語「road」から


戦闘シーンで、タロウの右の角が取れかかっているシーンがある。


ウルトラ銀河伝説』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として登場した。


この回に登場した六郎役は前作『ウルトラマンA』の梅津ダン役の梅津昭典がゲスト出演している。


関連タグ

ウルトラマンタロウ ウルトラ怪獣 自動車

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