プロフィール
人物
主人公の幼馴染でクラスメイト。風紀委員では副委員長を務めている。前任の風紀委員長が逃亡して存続危機に陥った際、主人公以外で唯一残っていた風紀委員。
1つ下の妹に陸上部の相川千秋がいる。
主人公とは一時疎遠になっていたが、1年前(入学してまもなく)から主人公に続いて風紀委員に参加した。喧嘩のような荒事は苦手らしいが、加入理由は小春いわく「同じ委員会なら同じ時間に帰れる」から。
小さい頃は主人公の両親が不在の時に小春の家に預けられていたらしく、小春の両親も主人公を気に入っていて「(主人公に)また泊まってもらえないかな~」とか言っていたらしい。
また当時は料理が出来ず、主人公は「生焼けのホットケーキ」や「死ぬほどしょっぱいクッキー」を食わされてたらしい。しかし成長して主人公の家で夕食を作った時はまともな料理を出していた。
性的な話題には大変弱くてそういったシチュエーションでは気絶することもあるほどなのだが、どっちかといえば自分の妄想で自爆していることが多い。いわゆるムッツリスケベ。高山碧いわく、「はるっちは想像力豊かだからねー」だとか。
性格的には真面目で思いやりのある優等生タイプ。元クラスメイトで親友でもある五十嵐雫からは「素晴らしい方」と非常に気に入られている。【風紀委員】小春などを見るところではやはり不良などを怖がっている模様だが、風紀委員の活動として違反行為は咎める姿勢を見せている。
怖がりについては暴力的な話だけでなく心霊的な話題にも通じ、妹の千秋共々おばけが大の苦手。メインストーリーの3章などで問題になっているほか、イベントで幽霊の姿を模したアクマ(と言っても通常の個体とあまり変わらないのだが)が出てきたときは戦々恐々としている。
キャラストや一部のカードシナリオでは体質的に頻尿気味であることが示唆されており、小学生のときにおもらししてしまったことで一時期「おしっこはる」というあだ名を付けられ、当時の主人公が必死に庇ったことでそのうち払拭されたものの、後にこのあだ名がSSRカードのタイトルとして採用されてしまっている。またSSR【怪談大会】では怖がりも重なり、恐怖のあまり主人公の目の前で盛大に漏らしてしまった。
基本的な設定や大半のシナリオ描写では善良な人格者として描かれている一方で、シリーズ化している一部のイベントシナリオなどでは上述のスケベさや主人公に対する独占欲、主人公や妹の千秋などの一部のキャラに対する無遠慮かつ無配慮な言動が顕わになるなど、時折酷く腹黒い一面も見せる。本作には他にも腹黒を個性としているヒロインがいるが、その方向性についてはそれぞれで大分異なっている。
イベントでの共演回数が多いこともあってクラスメイトの中村栞との絡みが時々描かれているが、その大半において小春が栞の存在を堂々と忘れるという酷い扱いをしてしまっている(栞のキャラスト第1話に至っては、栞は毎日真面目に仕事をしていたにもかかわらず、「気付かなかった」という理由で本人の目の前でサボり魔呼ばわりしている)。一応小春自身に悪意があるわけではなく、気付く度に毎回慌てて謝ってはいるが、何回繰り返しても全く改善される兆しがなく、半ばお約束と化している。果てには2020年6―7月開催のイベント【織姫激怒!?強欲な魔王様の願いごと】では、栞に危害を加えた敵に対して「酷い」と責めたものの、逆に相手から「さっきまで彼女の存在を忘れてたくせに」と返されてしまい、ぐうの音も出なくなる一幕まで描かれてしまった。挙句の果てにはこのイベントの続編で9月開催の【賞品は魔王様!?3周年記念バトルロイヤル!】において、「普通の存在」故の影の薄さに悩む栞のまたしても目の前で、あろうことか自分自身のことを「普通の存在」であると主張するという失言まで行っており、図らずも栞のことは「普通過ぎる」から意図せずスルーしてしまっているのではなく「普通である自分以下の存在」と見下しているから気にも留めていないだけだという本音を暴露する形となってしまった。
このほかにも、2020年5月開催のイベント【家出娘を探せ!ダンジョン深部のアクマ帝国】では、事情を考えれば小春の側にも十分非があった上で起きた姉妹喧嘩によって千秋を怒らせたことが事件の発端となってしまったにもかかわらず、日頃の恨みを理由に最後まで頑なに自分の非を認めることも謝ることもせず、結局最後は千秋に対して一方的に制裁を加えて小春が満足して終わるという酷く後味の悪い展開となってしまった。一応、後日談となるエピローグでは双方がちゃんと向き合って和解したことが語られるが…。
一応フォローすると、これは決して小春の本来の性格が悪いというわけではなく、限定イベントにおいて小春はその立場上(新カード実装の有無にかかわらず)ほぼすべてのシナリオに登場しており、本来の担当だけでなく本作に参加している脚本家の大半が何かしらの形で小春の演出に関わっていることから、脚本家の個性によるキャラ像のブレがより際立ってしまった結果と考えられる。
これは主人公にも同じことが言え、彼も各ヒロインのキャラストやイベントシナリオごとで性格や言動の印象が大きく異なっている。
風紀委員活動での主な武器はボールペン。またトラップ作りも得意としている。
主人公のことは下の名前にちゃん付けで呼び、主人公からは「小春」と呼ばれる。
その他
本作では最も序盤に登場するキャラであり、本作の看板キャラとしての一端を担っている。特にSP版では、デフォルトのアプリアイコンが小春の顔になっている。