概要
『ウルトラ忍法帖』シリーズの主人公で、ウル忍の実質的なリーダーでバカ忍者。
ふざけてばかりで同僚のセブンやお頭のゾフィーに叱られてばかりだが、シリアスな話では生真面目で熱い面が描かれることもある。
カラータイマーは炊飯器になっており、原典と違って壊されたり取り外しても死んだり体がしぼむなんてことはない。
1話から148話(最終話)までほぼ全話出演している(マン不在回はいずれもウル忍小が舞台かつタロウとレオたち年少組がメインのもの)。
プロフィール
人物像
性格
第一印象で述べるなら短気で喧嘩っ早い上、底抜けのバカでスケベでドジで怠け者で性悪でドケチでドSのゲスの極みなクズ野郎(以上、全部作中で他のキャラから言われたセリフ)と主人公にあるまじき性根の持ち主。
一方で友や恩人に対する情は人一倍深く、仲間を傷つけたり裏切った相手に対しては烈火の如く怒りをぶつける。
また、仲間が危機に瀕した際は自身の死が近い状態であっても救出に向かう自己犠牲精神も持ち合わせている。
その仲間想いの面は、敵である朧党にも向けられる。
拾い食い
作中ではよく拾い食いしており、特に腐った食べ物(主に饅頭)を好んで食べているが、それらを食べても腹に問題はない模様。曰く「忍者たるもの、こういう物を食べることで胃を鍛えるんだ」とのこと。
そのためか、マンが腹痛を患った際はタロウたち年少組は「あの腐った食べ物を食べても平気なマン兄ちゃんがお腹痛い…」と驚いていた。
また、その拾い食いする癖を利用され、罠だと気づかずに落ちている物(主に腐った饅頭)を食べて事件に繋がるという事態も多かった。
戦闘能力
普段はバカだが、武芸は洗練されており、投げた手裏剣を敵の急所に全て一発で当てるなど忍者としての実力は高い。
スペシウム光線や八つ裂き光輪などの原典のマンの技の他、体術や火炎忍法、バカ忍法も得意。
余談
ボンボンで掲載された「ウル忍かわら版」という記事ページにおいて「本名はハヤタ・マン。年齢不詳」と紹介されていたが、作中ではその名で呼ばれたことは一度もなく、また初期の回や忍者免許試験の際には「ウルトラマン」と呼ばれており、後者についても忍者免許や試験の呼び出しの手紙などで「ウルトラマン」と記述されている。