CV:吉野裕行
概要
ニザヴェリルの王子で、現国王ファフニールの義弟、レギンの実兄。
戦災孤児だったがファフニールに保護され、以来彼を兄として慕っている。
怒りっぽい性格だがレギン曰く昔は優しかったらしく、ファフニールの豹変後、オッテルもまた変わってしまったようだ。どちらが本心かは分からないが妹に関心がない兄の言動を嘆く台詞があったり「これで兄の家族は自分だけだ」と言ったりしている。
レギンが当初エクラを拉致しようとしたのも彼の命令だったが、その理由は教えられなかった。
また、激しい性格に似合わず一人称は「僕」。インパクトがあるキャラクターの為か、女性召喚士を中心に人気が出ており「死亡フラグが立ってる」と早くも弄られている。
ユニット性能
王の弟 オッテル
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | ロヴンヘイズ(専用) |
現在は敵ユニットとして登場している。ステータスは超鈍足型でそれ以外は高性能。近接の騎馬では珍しく魔防も高め。
専用武器は守備3と自分から攻撃したときか周囲二マス以内に味方がいるときは戦闘中、自分の攻撃+6と敵の攻撃-6かつ敵は追撃不可。レギン同様に1-4ターン目の間で発動する【再移動(3)】を所持。機動力もあって攻めも守りも出来るハイブリッドな性能
余談
元ネタは北欧神話の同名人物でファフニールの次男
担当声優の吉野裕行はシリーズ初担当。有名な天才ゲームメーカーを始め、宇宙妖精や人斬り、ヴォイスの個性を持つ教師と連想する人もいる。
実は…(ネタバレ注意)
オッテルは元々ニザヴェリル王家の遠戚の生まれで、両親が王城で暮らしていたため王城で生まれ育った。
ある夜、城の裏門から客が訪ねてきて、両親から頼まれて国王夫妻の居る広間へ案内したのだが、実は両親はクーデター派に担ぎ上げられて利用されており、瞬く間に広間は血の海になってしまったという。オッテルは事態を飲み込めぬまま、凄惨な現場にゆりかごで眠っていた赤ん坊を抱いて脱出したのだが、その赤ん坊がレギンであった。
正統な後継者であるレギンの存在によって両親も実家も失い、その後もレギンを何度も何度も捨てようと試みて逃げ回っていた頃に異界から召喚されてやってきたファフニールと出会い、彼が王になれば皆が幸せになれると感じ、彼に絶対的に従うようになった。
その後レギンは自身の中の迷いをアスク側に見破られ離反。何度も衝突するうちにファフニールが記憶を取り戻し、彼を召喚したエイトリを問い詰めるも、神竜の力を宿す「小人の王冠」に取り込まれ暴走。やがてエンブラから攻め込んできたアスク軍と交戦して敗れ、ファフニールに助けを求めるも、心身ともに蝕まれたファフニールにその声は届くことなく、踏み潰され事切れた。
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(後日追記予定)