概要
ノクターンノベルズに投稿されている「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」の主人公・武村雄介とのやりとりでヒロインの藤野深月が放ったセリフ。コマ割りは漫画版の物である。
内容は外から食糧を調達してくる代わりに性行為を要求するシーンで
雄介「抱かせろ」
深月「っ…!!」
深月「男の人っていつもそうですね…!私たちのことなんだと思ってるんですか!?」
という会話が行われた。セリフには上記の通り後半部分もあるがpixivのルール上、タグの文字数制限に引っかかるため前半部分をタグとして使う。
なお、深月は「いつも」と言っていることからも察しが付く通り、過去にそういう目を向ける男が周りに居たことが後に判明する。
一見すると雄介が無理やり身体を要求しているようだが、広告でも垣間見えるが深月が食べ物を一方的に要求しているシーンでもあり、雄介側が一切メリットのない食べ物提供を求められた結果の展開でもある。
元々綺麗な状態でゾンビ化した隣人を性の捌け口に使えたため、その手の欲求を満たすことに全く困っていなかった雄介がわざわざ人格を持っていて事を遂げるにも何らかの手間が必要な深月をわざわざ性対象にする必要もなく。むしろ深月のことを「かわいい」と評しながらも「弟という足手まといがいる」「仲間にしても差して役に立ちそうにない」「外見が良くプライドが高いだけに、自然にこびて与えられることしかできない」「そもそも年下は好みではない」という理由もあり、むしろあまり関心を向けていない対象であった。
また、深月の側も前述のようにそういった視線を向けられた経験があっただけに、むしろ今は自分の持つ女としても魅力が全く通じないことはなんとなく察しており、即ち情に訴えかけなければいつでも簡単に見捨てられる状況であることも認識していた。また、弟たちの事もあり食料を必要としていた深月の交渉カードはあまりにも少なく、切り札となる『自分たちが生活している安全圏の提供』というカードも(深月には伏せられていたが)ゾンビに獲物と認識されない雄介にとっては何ら意味をなさないものであった。
そんな中で何らかの見返りを求める雄介と情に訴えるしかない深月の不毛な交渉が続いた結果、雄介も内心『まぁ、おそらく応じることは無理だろう』と思いながらヤケクソ気味に性的な奉仕を提案したのがこのシーンである。
その後の『行為』は体を要求したにしてはかなり紳士的な扱いをしており、後に『そもそも銃を持っている雄介にとって深月の体が目当てなら交渉などする必要はなく、弟たちを片付けてから銃で脅して強引に事を遂げることもできたのにそれをしなかった』という事情が判明することもあって深月自身も徐々に惹かれていき、最近広告として表示されるようになった更衣室のシーンへとつながる。
ネットミーム
2021年の夏頃からTwitterやYouTubeなどでフルカラーコミックス版のWEB広告が頻繁に流された。
当初は他のWEB漫画広告と同じくウザがられていたのだが、8月末頃スマブラ勢が上述のやりとりを素材にして多数のコラ画像を作成。それがTwitter上で伝播して大喜利大会のような状況となった。
そしてこのやりとり自体がコピペ改変の素材として使われるようになり、ネットミーム(ネタ)として定着しつつある。
関連イラスト
pixivではパロディとして他キャラに置き換えたものが大半をしめている。
関連タグ
抱かせろパロ…表記揺れ