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神奈川沖浪裏

かながわおきなみうら

葛飾北斎の浮世絵。海外では「TheGreatWave」の名で知られ、おそらく日本でも最高クラスの知名度を持つ作品。

概要

画狂老人葛飾北斎の名所絵シリーズ富嶽三十六景の一つ。

神奈川の沖にて巨大な荒波に揺られる三艘のと、沖からの長距離でなお見える富士山を描いた浮世絵。

永谷園お茶漬けふりかけおまけに同梱していた浮世絵カードになった事がある。

また、Fate/GrandOrderでは、サーヴァント・葛飾北斎宝具となった。

波の表現は写真など無い時代に描かれたとは思えない程写実的に描かれており、当時から庶民の間で人気は高かったが世界の芸術家に与えた影響も大きい。

描き上げた時の年齢は恐らく七十歳前後とみられており、左上には題名と当時の画号(ペンネーム)北斎改爲一筆(北斎改め、為一作)と署名が入っている。

三十六景の中では最も知名度が高く、pixivの富嶽三十六景タグにおいても多数を占めている。

2019年4月に、2024年度(令和6年度)に発行される予定の新千円紙幣千円札)の裏面画像となることが発表されている。

関連イラスト

模写パロディオマージュいずれも多く投稿されているが、構図、波などオマージュやパロディの傾向も細かく分かれている。

「神奈川『沖波』裏」

外部リンク

海外の番組にて