鶴姫(戦国BASARA)
つるひめ
概要
シリーズ『3』よりプレイヤー武将として参戦。
伊予河野で生まれ育った、先見の目を持つ予言の巫女。
世間に隠して育てられ、社の外から出た事もないのも合わさり、世間知らずに育ってしまった。
性格
性格はハツラツとしており天真爛漫。
世間知らずを通り越して天然ボケが入っており、虎を見て「熊ですね?!」と言ってみたり、馬に乗る際には馬を見て「犬ですか?」と言ったりと結構ズレた発言が目立つ。
加えて箱入りで育った弊害か、思い込みの激しい一面があり、海戦で偶然自分を助けに入った風魔小太郎に一目惚れをしてしまう。
以降小太郎を「宵闇の羽の方」と呼んで片思いしており、偶然会う度に「これは運命なんだわ!」と乙女な妄想を膨らませている。
加えてその純真さ故に騙され易く、大谷吉継の送ったおべっか見え見えの書状を見て、疑いもなく浮かれていたりもしている。
言動は10代の少女そのものであり「どーん」や「ビシッ」「バシッ」「バーンッ」等、擬音語や擬態語を多用した話し方をするが、正義感と巫女としての責任感は強く、伊予河野軍の大将としての務めもしっかりと果たしている。
ちなみに、喋っている言葉は全部敬語な上に、どんな相手にも敬称を付ける子なので、良く出来た子であるようだ。
容姿
容貌・外見年齢は10代後半そのもの。
髪型はおかっぱ風のショートヘアに、前髪は姫カットで揃えられている。
衣装は紅白の巫女装束を基本に袴を学生服のスカート、青い胴鎧(これは鶴姫(史実)の記事にもあるように、現存する日本唯一の女性甲冑・鶴姫の鎧を意識したものだと思われる)に桜色の大きなリボンが付いた白い衣を纏い、衣装全体を学生服に見立てて構成している。
総じて女子高生的なイメージで統一している(公式でも「『戦国BASARA』新入生」を意識しているとの事)。
ちなみにパンツの色は白。第2衣装だと黒へ変化。
3宴では松永久秀に、「その胴丸(彼女の鎧)は後世に崇められるだろう」と言われる事があり、実際にそのようになっている。
その時の彼女が返した言葉は、「ええ? ここで脱げっていうんですか!?」だった。
因みに彼女は松永に対し「あなたは大きな幼子です」と発言しており、彼の本質を見抜いていると思われる(松永に限らず大半の武将と相対した際に、その人物の本質を的確に言い表す)。
バトルスタイル
武器は弓を用いた中~遠距離での射撃を得意とする。
通常コンボは6段かつ威力が低いものの、3段目及び6段目に通常とは異なる入力タイミングを持ち、それに成功すると連射が可能になる。
また、遠距離から敵を足止めしたり、近付いた相手をまとめて吹き飛ばしたりと、火力以外に光る要素が多々ある。
BASARA技はフィギュアスケートのように戦場を滑走し回った後、高速スピンで連撃を叩き込み、とどめに光の矢を周囲に向けて一斉発射する。
また「清浄きらら矢」と言うハートの矢の軌跡に触れた相手(敵味方問わず。但し、武将と陣大将には無効)を魅了し無防備で応援させ、バサラゲージを回復すると言う奥義がある。
魅了する相手が多ければ多い程ゲージの溜まる速度が速くなるので、工夫次第ではBASARA技使い放題と言う独特の戦法が取れる。
交流関係
対外関係としては長曾我部元親を『西海を荒らす海賊』として目の敵にし対立関係にある。その元親からは『鶴の字』と呼ばれ、からかわれる事が多いものの、実際は子供レベルの口喧嘩程度のもので、お互いに決して心の底から憎み合っているわけではない。
雑賀孫市 とは幼い頃からの知り合いで、『孫市ねえさま』と呼んで慕っており、孫市も彼女を『姫巫女』と呼び、妹のように可愛がっている。
その他にも、予言能力の高さから密かに有名となっており、彼女を『海神(わだつみ)の巫女』と呼び、その予言能力を頼る人物は多い。
北条氏政は彼女の上客であり、祖父と孫のような親交を結んでいる。