一度入ると(外が寒いから)抜け出せなくなるデス・トラップの一種でもある。
但し北海道では気候が寒すぎて建物構造の断熱強化・ダルマストーブなど強力な熱源で家ごと暖めるのが基本なので、コタツは普及していない。
このような家具は日本だけに留まらず、世界にもコルシ(イラン周辺)やブラセロ(スペイン)といったこたつに良く似た伝統的な暖房器具が存在する。
必要に迫られ偶然そうなったのかもしれないが、かつてソ連崩壊前後の経済混乱期のロシア極東(北海道より寒い)で、真冬というのにセントラルヒーティングが機能しなくなった極寒の自宅アパート内にてテントを張り、そのテントの中で電気ストーブを点して暖を取る当時80代のロシア人老夫婦の光景が日本のテレビ放送に流れたことがある。
結局コタツなんだよなあ。構造的に。(因みに、近年は椅子でも使えるテーブルタイプの電気こたつもある。)
こたつでの遊び
その形状から麻雀はこたつでの遊び(特に正月など)での遊びの定番になっている。
他にも、双六やボードゲー厶で遊んだり
トランプで遊ぶのも面白い。
ただし5人以上で遊ぶ場合は、隣の人のカードが見えないように、位置関係に注意すること。
4人でこたつに入って、テレビを見たりテレビゲームで遊んだりする場合は、こたつを画面に対して45度傾けたほうがいい。
そうしないと、画面と背中合わせの1人が無理な姿勢をとらなければいけなくなる。
こたつむりの形状でゲームをし続けるのはつらいかも。