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三槓子の編集履歴

2012-01-21 13:07:28 バージョン

三槓子

さんかんつ

三槓子とは麻雀における役の一つである。

槓子(明槓、暗槓は問わない)を三つ持った状態で和了すると成立する役。食い下がり無しの2翻。


役満を除く役の中で最も難易度が高い役、と言っても良く

四暗刻大三元国士無双の役満御三家と比べても圧倒的に珍しい役である。


そもそも三回「槓」をする、という事自体が容易ではない事は言うまでもないだろう。

麻雀を実際にやったことがある人ならば分かるだろうが

槓そのものを見掛けない局面の方が圧倒的に多い。


そんな珍しい槓という行為を一人で三回も行うのだから難しい。


そしてそもそも槓子を作るという事は前提として、暗刻が存在するかポンをした牌と同じ牌をツモる必要性がある。

前者の場合、最初から暗刻を大明槓して槓子にする、ということはまず考えられない。


暗刻が複数存在すれば三暗刻四暗刻などの役が見える上、大明槓をしてまで門前というアドバンテージを崩す必要性が薄いためである。


後者の場合はポンをした後に運良く残る1枚をツモる、という必要がある。


更に一般的なルールでは複数のプレイヤーで四回槓を行うと四開槓で流局(四槓流れ)となる。

その為、もし他のプレイヤーが槓を行った場合、三槓子で和了するには、1.既に三槓子状態で、相手の槓の後の捨て牌で和了するか、2.自分3四回目の槓した時に嶺上開花で和了するしかチャンスが無い。


そして2回槓をした時点で最低でも二副露していることが多く、例え残る一つを暗刻やポンしていたとしても、その時点で既に聴牌していることが多く、槓材(槓するための牌)を得る前に和了することが多い。


更に、槓を数回した時点でドラが増えていることが多い為、ドラ目当てで和了を狙ってくる者やドラを恐れてベタ降り(またはスピード和了)される事も多い。

結果として折角三槓子の聴牌になったとしても和了出来ない、というケースが多い。


これだけ難易度が高い割には2翻役、とドラがのらない限りは恵まれない役である。


勿論符数は高くなるだろうが抑も3,4翻を超えれば満貫以上で符数は関係無いため、

ハイリスクの割にはリターンが少ない役であるといえる。


ローカルルールでは三槓子を役満とし、四槓子をダブル役満とする場合もあるようだが

それでも釣り合う程の難易度であるといえよう。

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四槓子 役満 麻雀

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