プロフィール
概要
人物
白い髪と黒い瞳、大柄な体格を持った精悍な顔立ちの青年。外見的な特徴は、兄弟の中では最も父親に似ている。
大学生であり、将来は医療福祉系の仕事につくことを目標に勉強中。
トップヒーロー・エンデヴァーを父に持つが、彼自身は燈矢や焦凍のようなヒーローになるための訓練を受けておらず、敵に遭遇すれば何もできず逃げ回ることしかできない程度の一般人である。
幼いころから母が入院しており、家の家事を姉と分担して行っていたので、意外にも料理が得意な家庭的な一面がある。
進路について悩んでいた時期に、姉の冬美から「家のことは自分にまかせて、やりたいことをやってほしい」と言われたことを切っ掛けに大学進学を決意した。
現在は彼女も作っており、彼なりに学生生活を満喫しているようである。
本来的には心優しく明るい性格なのだが、冬美と同じく家のことに長く気を揉んでおり、心の中に鬱屈とした無力感を抱え込んでいる。
夏雄本人は、父とは家族らしい思い出もなく他人感覚であると語っており、炎司が彼から目を背けていたように、彼自身も意図的に炎司を避けてきた側面もあるらしい。
その反面、父からほとんど虐待に近い訓練を受けていた焦凍に何もしてあげることができなかったことに対しては、兄として少なからず思うところもあるようである。
父の執着は自分に向けられたものではなかったが、母や姉は再び家族として生活できるようになることを望んでおり、大切な家族を傷つけた炎司に対する怒りを正面からぶつけることができずにいる。