俺は誓って殺しはやってません
ちかころ
伝説の極道となる男の決死の弁解の台詞である。
概要
カタギの人間を殺した濡れ衣を着せられた桐生が、渡世の親である堂島組長を前にこう弁解した。
俺は誓って殺しはやってません
その後、桐生は育ての親である風間新太郎に責任が及ばないように、堂島組長へ杯を返して、堂島組を破門されている。
こうしてカタギとなった桐生は犯人探しを開始するのであった・・・。
これだけならばシリアスな場面の台詞であるが、なにせ桐生を操作しているプレイヤーたちがそれまで見てきた数々のバトルシーンを振り返ると、
- 街中でチンピラやヤクザなどの敵に刃物(ドス、日本刀、柳葉刀など)をグッサリ突き刺したり、その上から柄尻を蹴って胴体を貫通させてド派手な流血シーンを引き起こす。
- 敵に拳銃をブッ放しまくる。
- 殴り倒した敵に自販機やバイクを投げ落とす。
- 投げ技で敵を脳天からアスファルトの地面に叩きつける。
- 海や川に敵をブン投げる。勿論浮かんでくる描写は無い。
- アサルトライフルを連射されるが、敵の一員か分からない近くにいただけの店員を文字通り肉壁にして身を守る。店員はハチの巣。
- 高速道路のカーチェイスでは拳銃を使って敵を撃退(撃った車やヘリコプターは爆発炎上)。
- ロケットランチャーでヘリを撃墜。
- 相手を高い場所から放り投げる。
等々どう見ても殺ってしまっており、ツッコミをいれずにはいられない迷台詞と化した。
特にカーチェイスについてはこの台詞のずっと後の場面であるため、濡れ衣どころかもっと重い罪を背負ってしまってるようにしか思えないが、公式設定によると最終章の6に至るまで桐生は不殺を貫き通したとか。
動画サイトなどでのゲーム実況では、桐生がこうした殺傷レベルのヒートアクションをやってしまっている時などに、賑やかしのためこの台詞が視聴者たちからコメントネタに使われることが多い。略してちかころ。
返しとしては桐生の兄貴分である阿波野大樹の「ジタバタすんじゃねぇや!」がある。