CV:高橋美佳子
概要
存在そのものは1期終盤に示唆された謎の存在で、『ミュークルドリーミーみっくす!』第1話にて本格的に活動を開始する。トマトにも見える黒い影から人型の姿に変身し暗躍。優秀な人間を協力者としてスカウトし、キラキラした人間に「やる気のない変なの(仮称)」を植え付ける。
この為、選んだ人間を洗脳ではなくスカウトの方式を取る、負の感情ではなく喜び等の正の感情をターゲットにする辺りは1期のライラとは大分異なっている模様。
その目的は世界を悪夢に染め上げて「アクムーランド」なるものを作るらしいが、そもそも彼女がスカウトした杉山亮仁は研究目的としての利害が一致しただけの関係に過ぎず(第21話までアクムーランドの全貌を知らないままだった)、自由奔放すぎる彼はゆに達と共に悪夢に染めるはずが、逸脱してキラキラした行動を取る始末で計画は一向に進んでいない事に苛立ちを覚えている。
遂に第11話では彼らが最近たるんでいる事を理由に、亮仁の誕生日会を雨で台無しにする制裁を加える。そして「平和に誕生日を迎えたければ、ミュークルレインボウをゆにっちアビスで乗っ取る」事を命じている。この回の彼らが純粋に誕生日を楽しみたいだけなのにその誕生日すら人質に脅迫する辺り、彼女の本性がかなりの外道である事が窺える。これに対し、アッキーは朝陽の誕生日(兄の誕生日と同日)をぶち壊そうとした彼女に反抗している。
その後長らく登場していなかったが第21話にて久々に登場し、その間にアクムーランドの建設を行っていた事が判明。現時点では「あくあくびっくりシャトー」と名付けられた城だけだが、いずれ巨大な悪夢のテーマパークが完成する予定である。因みに建設するに至ってその原動力は、アッキー達がワクワクキラキラをアクアクアクムーに変える事でアクムーの力になる事も発覚している。
余談
声を担当する高橋美佳子が、サンリオアニメに関わるのは、『おねがいマイメロディ』の主題歌、『レディジュエルペット』のエレナ役に引き続き6年振りである。本作では新たにちあと言う赤ちゃんのぬいぐるみが登場し、高橋はかつて『ちび☆デビ!』でライちゃんと言う悪魔の男の子の赤ちゃんを演じていたが、高橋は後にジュエルペットシリーズの赤ちゃんのジュエルペットであるラブラの登場アニメ作品の内の『レディジュエルペット』以来からでの約6年振りに不思議赤ちゃんの登場アニメ作品に出演をする事にとなる。
中の人ネタとしては前期の黒幕とは母親と息子の役で共演している。
関連タグ
ミュークルドリーミーみっくす! 幼女 エルダ⇐本作と同時期のアニメの似たような悪女。