ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スキピオニクスの編集履歴

2021-11-20 18:17:57 バージョン

スキピオニクス

すきぴおにくす

白亜紀前期のイタリアに棲息した獣脚類で、イタリアを代表する恐竜である。

概要

白亜紀前期のイタリア・ピエトラローヤ(サムニウム)に生息していた獣脚類

属名は「スキピオの爪」を意味するが、これはスキピオ・アフリカヌス大スキピオ)と、発見地の調査を最初に行った18世紀の地質学者スキピオーネ・ブライスラークの二人に由来している。


1998年に命名されて以来、全長50cm程度の幼体の化石しか見つかっていないが、この標本は主要な軟組織内臓がほとんど欠損せずに保存されており、恐竜の生理を考えるうえで重要なものとなっている。


その一方で幼体であることから、明確な分類を推定するのに役立つ顕著な特徴が確認できず、獣脚類のどのグループに属するのか分類作業が難航した。

一時期はドロマエオサウルス科とされたが、その後コエルロサウルス類の中でもコンプソグナトゥス科に近縁とされ、長い間主流であったが、2021年にはカルカロドントサウルス科の幼体である可能性が指摘され分類は再び混沌としている。



関連タグ

恐竜 獣脚類

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました