概要
『三重連太陽系 赤の星』の指導者。息子や娘と言った血縁者的な存在は居ないが、生体兵器『アルマ|や『ソール11遊星主』のリーダー『パルス・アベル』は自身の外見をモデルにしている。生前の見た目はおそらく幼女。性格は今迄製作した者達を鑑みても『高慢』『無愛想』『高い所が好き』eto…と嫌な奴としか言いようがない(ビデオ、LD Vol.10コメンタリー参照)。
三重連太陽系が属する宇宙の滅亡を回避する打開策として緑の星と協力して新宇宙に通じる次元ゲートを数世代を経て造り上げたが、宇宙の存続に重要な役割を果たす暗黒物質を新宇宙から取り込み新宇宙を犠牲にして延命させようと計画する。この存続と再生の体現にアベルの手によって生まれたのが遊星主である。
しかし、その考えを受け入れない緑の星の指導者カインは「新宇宙への移住」を主張し、対立する事になる。
だが、これと前後して『紫の星で』生み出されたゾンダーメタルの制御中枢『Zマスタープログラム』が突如暴走。生機融合したゾンダーは星を瞬く間に機界昇華し、残る惑星にも侵攻。この事態を受けたアベルは生体サイボーグ戦士『ソルダート師団』、『ジェイアーク級超弩級戦艦』、生体兵器『アルマ』を投入するものの、技術と生産力を持ってしても侵攻速度の早さは止められず、原種側が生体コンピューター『トモロ』をゾンダリアンへと変貌させ、ソルダート師団を分断するなどの戦略を取り惨敗、宇宙での艦隊戦を繰り広げ原種側にも幾ばくかダメージを与えたが、アベル自身も機界昇華に巻き込まれ落命したと思われる。
マスタープログラムが停止したと同時に唯一生き残った遊星主『ピサ・ソール』は、指導者の残した『三重連太陽系が属する宇宙の再生』の使命を実行に移した。