概要
具体的に含まれた意味としては「いつか自分たちを殺すであろう者達の支持者」。
すなわち、「本来ならば不都合な、対立的する思想を持つ者に好感を抱く」という矛盾した状態を表している。「敵に塩を送る」に近い一種の利敵行為と見ても良いかもしれない。
「対象の実態を知らない、そもそも調べようともしない情弱」という意味が込められる事もある。
発祥は2000年代末のフェイクニュース「肉屋を熱烈に支持するブタたち」という一文とされる。英字新聞の和訳という触れ込みであったが、今日に至るまで一次資料が発見されておらず、完全に日本で作られた造語とする説が濃厚となっている。
一応似たような意味になる表現として「クリスマスに賛同する七面鳥」なることわざはあり、そこから着想を得ている可能性はある。メイン画像はどちらかと言うとこちらに近い。鳥だし。
余談
現在では後者の用法から派生する形で、特定のメディアコンテンツを利用するファンやユーザーに対し、それらに否定的な考えを持つ層が「こんな質の悪い作品(コンテンツ)とそれの制作元を思考停止で支持、利用し続けている馬鹿な信者」を指すような揶揄的な意味合いで用いてくるケースも確認されている。
精肉店や飲食店などでは、商品としている動物達をシンボルやマスコットにしている所も少なくない。中にはすごくいい笑顔で客引きをしていたりするが、この言葉とは特に関係無いと思われる。