関連イラスト
まずはこのサポートスキル関連のイラストを見てほしい。
おわかりいただけただろうか
概要
グランブルーファンタジーとアイドルマスターシンデレラガールズのコラボ企画「シンデレラファンタジー」の第6弾にて満を持して赤城みりあとアナスタシアが参戦。ファンタジーとはいえ激しい戦いに身を投じるため、世界観的にプレイヤーから期待と不安を抱えられて現れたみりあだが、コラボのストーリーではその圧倒的バブみで渦中の存在を救う等の大活躍を見せた他、プレイアブルキャラクターとして支援型でありながら「説得」という即死攻撃を持つ可能性にあふれた性能となっている。
そんな彼女の全てを地に落とす要素が一つだけあった
それがこのサポートスキル「みりあもやるー」であった。
このスキルは、「サブメンバーにおいている場合、確率で勝手にメインメンバーと入れ替わる」というものである。
これの何が悪いのかというと、そもそもグラブルというゲームは「スタメンの4人(と控えの2人)を主軸に敵の技攻構成などを考慮し、スタメンのアビリティ、スキルを吟味した編成の上で主人公のスキル、ジョブ、召喚石をふんだんに使って戦う」ものである。その中で敵の攻撃によるキャラクターの撃破等で編成が崩れたときに控えのメンバーを以て戦線維持を行う事も戦いの醍醐味といえるのだが、それを突然内側から崩してくるのだ。このスキルを持つ彼女は。
更に、戦いにおいて主人公がバトルメンバーにいることは大前提といえる。全滅するまで戦闘が続行するゲームではあるものの、主人公は「召還」「プレイヤーが最適としたアビリティ構成」と戦闘に重要な力を持つキーストーンである。なので勝利のためにはまず主人公のバトルパーティ入りの維持を第一に考える必要がある。その主人公とすら入れ替わってしまうのだ。このスキルを持つ彼女は。
長々と説明したが、要は「これが最善、とした編成と構成を内部から崩すスキルを持つ」という事である。
じゃあスタメンに入れればいいのではという文句もあるだろう。しかし彼女のもう一つのスキル「元気のお祈り」という「控えにすることで確率バフ効果を控えから放ってくれる」という珍しい上に有用なスキルを持つのである。SSR等でパーティが完成したプレイヤーであればやりこみという意図でもない限りスタメン入りさせる必要性は全くない。彼女のサポートスキルの噛み合わせの悪さが余計にこの運用の難しさを際立たせてしまっていた。編成に入れなければいいという文句もあるかもしれないが、彼女の入手には彼女を編成に入れて戦闘を行い「信頼度」を上げる必要がある。このため、コレクター騎空士は彼女をどうしても編成に入れざるを得ず、彼女の性能をよく見ずに控えに置いた騎空士は突然スタメンを蹴って現れるみりあの姿に絶望する事となっていた。
そのため、期待に胸を膨らませたP兼騎空士もこれには苦笑せざるを得ず、Pでない騎空士達からは非難続出というさんざんな結果になってしまった。その勢いはさんざんな非難を浴びた彼女が「みりあやんないよ」と死んだ目で呟くというネタがTwitterでも噴出してしまうほど。
これを見かねた運営は後日「みりあもやるー」の効果を停止。これによって勝手にスタメンを押しのけて現れるという行為をしなくなり、強化バフを確率でかけてくれる能力のみが残っているため、控えの候補としては上げやすいワンチャン支援キャラとして落ち着いている。彼女の名誉のために今一度説明するが「即死攻撃」を持ち、「(条件付きだが)全体回復」も行え、控えに置けば「確率で強化バフ付与」、更に「アビリティ使用によって奥義ゲージがたまる」ため奥義回転率も高い・・・と、イベント産SRでありながらかなり強い事は念頭に置いていただきたい。
しかし…
このスキルを停止すると同時に後日別の効果に変更させるというアナウンスがあり、2017年6月9日にて、みりあもやるーの効果と説明文に調整が入った。その内容は、サブメンバーに居ると、みりあが稀に応援してくれる、という物。尚これは元々あった「元気のお祈り」のバフ効果に「みりあが戦場に出現してスキルを発動、同時に応援ボイスも出てくる」というもの。要は演出効果となった。なので、今まで通りのサブメンバー運用が出来る。是非ともみりあをサブメンバーに組み込んでたくさん応援してもらおう。
余談
このスキルが停止されたことを「みりあやんないよ」と表現することが多いが、これは仁後真耶子(アイドルマスター・高槻やよい役)が発した「まややんないよ、アッキーやんなよ」が元と思われる。
また、「グラブル」は「ロードオブヴァーミリオン」とのコラボも行われており、ここから名前を同じくするサキュバスの「ミリア」が召喚石として登場することから、「みりあやんないよ」はみりあがこのキャラに成りきることに対する拒否に対しても使われる。
更なる余談
彼女が「グラブル」に実装された頃、とある不具合が発生した。
新ジョブのエリュシオンが「ソウルピルファー」というアビリティを敵キャラに使用すると、即死耐性が除去されてしまうというもの。そう、上記アビリティ使用後に「友達の輪」を使用するとどんな敵でも説得(即死)してしまうのだ。即死を持つキャラは他にもいたが、親愛度加入で入手が容易な彼女を、騒ぎを聞きつけたプレイヤーが多く使用し、緊急メンテナンス、果てはBANと大騒ぎの渦中のど真ん中のキャラとなってしまった。そのため、この言葉は様々な意味を含むことになっている。
また台詞の意味合いから、グラブル関係以外でも使われることがある。