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準特急の編集履歴

2021-12-11 10:09:35 バージョン

準特急

じゅんとっきゅう

列車種別のひとつ。「特急」の派生種別である。

列車種別のひとつで、特急に準ずるサービスを提供することに由来する。


小田急電鉄の準特急

1953年運行開始の「サービス急行」が起源。1959年に「準特急」へ改称された。

特急列車の補完という位置づけで土・休日のみ運転されていたが、使用車両が「特急形車両よりも格が落ちる」ために追加料金が割安となっていた。新宿~小田原間ノンストップ。

特急形車両の増備が行われた結果、1963年に廃止された。


近畿日本鉄道の準特急

「甲特急」より停車駅の多い「乙特急」の旧称。旅客案内をはじめ一般に特急の種別を区分することは無いため、列車種別は「特急」のまま。


京王電鉄の準特急

2001年3月改正で一部の急行列車を格上げする形で設定。大手私鉄他社でいう「快速急行」に相当する種別である。

上位種別である「特急」の停車駅増加に伴う列車種別の再編が、ダイヤ改正のたびに何度も行われており、2022年春改正では「特急」の停車駅追加のために「準特急」は「特急」へ統合・廃止される形となった。

  • 2011年の東日本大震災の際、上位種別である特急が運行休止となり、準特急が再速達列車になる現象が発生。2013年2月改正ではそれまでの準特急が特急へ名称変更、分倍河原・北野に停車する列車を準特急として再設定された。
  • 2013年2月改正まで、高尾山口発着列車は「京王線新宿~北野間を準特急として走り、高尾線内は種別変更で各駅停車になる」列車が多数を占めていたが、同改正で高尾線内各駅が準特急停車駅へ変更、「全区間準特急」となった。
  • 準特急種別廃止時の2022年春改正では、再びそれまでの準特急が特急へ名称変更されている。

廃止時の準特急の停車駅

①京王線系統 ②高尾線直通 ③相模原線直通 ④競馬場線直通(上りのみ)


①京王線新宿・笹塚・明大前・千歳烏山・調布・府中・分倍河原・聖蹟桜ヶ丘・高幡不動・北野・京王八王子

②京王線新宿 ~(①と同じ)~ 北野・高尾線内(北野~高尾山口間)各駅

③京王線新宿 ~(①と同じ)~ 調布・京王稲田堤・京王永山・京王多摩センター・南大沢・橋本

④府中競馬正門前・東府中(臨時停車扱い)・調布 ~(①と同じ)~ 京王線新宿


関連タグ

列車種別 快速急行 特急


他社における同種種別

区間特急阪神電気鉄道で運行。

S特急 山陽電気鉄道で運行

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