キプルツヤクワガタ
きぷるつやくわがた
東南アジアに生息するクワガタムシの一種。
概要
黄色~赤茶色の前羽に黒いふちどりがあるのが特徴。大アゴは短歯型と長歯型がある。
比較的標高の高い場所に生息しており、暑さに弱い。
日本での流通はもっぱら標本が主である。そもそもボルネオ便が入り辛いうえに、人気、知名度も低いため、生体流通量は少ない。
コロナ禍の影響によりボルネオ便の輸入がストップしているうえ、飼育方法も確立されていない所謂難関種のため2021年12月現在の生体流通は皆無と言っていい。
近縁種で外見も近いゾンメルツヤクワガタ、ブルークツヤクワガタが存在し、現地ではココヤシの花に集まることが知られている。
本種の情報は少ないがこの2種に準ずる生態をしていると思われる。
またこちらは両種とも安定して昆虫の生体輸入がされるインドネシアのスマトラ島(ブルークはジャワ島にも分布)にも分布するため、シーズンになると安価で購入できる。
ただし両種とも飼育は難しいとされる。
甲虫王者ムシキングでのキプルツヤクワガタ
2005セカンドプラスから登場。
肩書きは「華麗な流れ星」。強さ120、バランスタイプ。必殺技はチョキ、「(スーパー)ミストクラッシュ」。なお、この技はプロレスラーであるムシキング・テリー氏が考案した。
アダー完結編でのプロモーションカードで登場した「ムシキング・テリー仕様のキプルツヤクワガタ」は必殺技が「(スーパー)ジェネシス」であった。
新甲虫王者ムシキングには2016セカンドで登場。階級はR。肩書き・必殺技は旧作と同じ。