禍津ナギ(Magatu Nagi)が登場する異空郷についてはこちらからどうぞ。
概要
種族 | 邪神 |
---|---|
二つ名 | 狂言綺語の厄災(暦,異)・混沌の媒介者(暦,想) |
Ominous Unknown(夢,魔,暦,異,想)・災厄の神霊(滄) | |
永劫不変の禍(蓮,童,隠,彼,東,幻) | |
異空のトリックスター(書,湖,地,正,城,奈)・天泣の狐憑き(東) | |
巫女を守る傀儡師(自)・邪悪禍害の神霊(MI)・阿鼻叫喚の傍観者(紅) | |
私欲のマガツヒ(龍)・逢魔時の楽園保持者(藤)・ミステリアスな邪神様(感) | |
幻怪の禍神(城,自)・洒落怖!呪われし禁断の箱(怪)・禁忌!凝縮された過ち(怪) | |
風変わりな邪神様(憑)・寒煖饑飽の禍福(創)・片時雨の禍津日(剛) | |
屠葬的なメシウマ愉快犯(智)・梯子酒する悪神様(宵) | |
能力 | 禍を司る程度の能力 |
主な活動場所 | 如何なる場所でも |
危険度 | 不明 |
人間友好度 | 不明 |
身長 | 取り憑いた相手によって変動・本来の姿だと164cm(-0版時の身長は135cm) |
記念日 | 7月9日(79=なぎ) |
五行 | 水 |
嘘テーマ曲 | サイレントカラミティ~悲劇的序曲(暦,童,東)・Schadenfreude(異) |
愚陋愚劣な人間に禍を~KILL THE EGO(異,童) | |
屠り去る幽郷の時~Ominous fantasy(無) | |
ニヒルエレジー~Invitation to emptiness(怪) | |
夢遊病者と不幸せな日々~Girl dreaming of a genocide(隠) | |
狂気の深淵、そして歪み~Chaotic mediator(彼,感) |
※ただし危険度や人類友好度等の評価などは作中登場人物の景里清良によるもの。
容姿
今は憑依先である枇文の姿を真似ているらしい。女性にでも男性にでもなれるらしく、特に性別なども決まってはいない(この記事では''彼女''とする)。容姿的には枇文の色違いで、青色だった部分が紅に変わり、白い部分が黒色に変わっている。髪は黒から白になり、さらさらとした髪質の枇文と違いはねっ毛。目は青から赤色になっており、ナギ自身の感情の変化によって真っ黒になったりもする。ぱっちりとした瞳の枇文に比べると、切長で鋭い目つきである。普段はないのだが、力を使っている時に体の左側に禍々しい奇妙な痣が刻まれる。靴は少し赤みがかった黒い靴である。
本来の容姿
足まである長い白髪に、白い瞳を持っている。服も全体的に白く、三つの黒いリボンが目立つ服装。ある事件があり左目を潰されてしまうが、姉である禍津ヤトの左目を代わりとしているらしい。そのため左目分のヤトの力も受け継いでいる。目が紅くなったのはヤトの目を代わりに入れてから。しかしながらこの姿は-0版より前の姿であり、-0版や現在の姿とは身長なども含め異なる点も多い。
性格
飄々としており掴みどころのない性格。いつも妙に明るく、ミステリアスで何を考えているのか分からない笑みを浮かべては楽しげに微笑んでいる。気紛れで嘘をよくつく二枚舌。裏の顔は極めて残忍かつ残虐非道で拗けた性格。しかしその裏を隠そうとする気すら本人にはなく、悪びれる様子もない。芝居がかった台詞などで相手を翻弄し、せせら笑ってはその様を楽しんでいる。妙に明るい雰囲気を装っている彼女だが、普段から笑っているわけでもなく、彼女自身お気に入りで特別視している相手や本当に楽しい時にしかそういった態度をとっていない。そのため興味のない物事に対してはクールで冷酷、嘲笑すらしない(どちらかというとクールよりもニヒルな感じではあるが)。一度彼女から本気で睨まれたことのある鶯(顔は鶯側からしか見えていなかった)や彼女の興味の対象外である者達は、ナギの瞳を「底知れぬほどに、酷く冷たい眼」と語っている。ときたま狂気じみた発言や気が触れたような形相を浮かべる事もある。精神攻撃を得意とし、頭の回転も速く機転がよく効く狡猾な一面も持ち合わせる。言葉巧みに相手を貶めたり、相手の心の隙につけ込んだりと、いつのまにか彼女の掌で踊らされていたりする。それもあってか異空郷の中でも最強と謳われる狭霧鶯にさえ危険視されている。かなりの気分屋で、その時々でする事なす事がまるで違っている。基本何かに特別興味を示したり執着することはないのだが、枇文のようにお気に入りの人間もおり、そのような気に入った人物を日頃から付け回したり付き纏ったりしている。だがその反面、興味の無い相手に対しては残虐かつ冷酷、無関心という態度を一貫している。
本人曰く興味の無い物事や過去に頓着が無く、過ぎ去ったことはすぐに忘れる性格らしい。しかし自身の父親だけは別であり、今も尚復讐心は消えていない。そのため、本来の計画の為なら神様でも妖怪でも欺き利用する。自分の邪魔になればすぐ切り捨てたり裏切ったりするなど邪神の名に恥じぬ性格となっている。その性格のせいで大体の人から信用されないし、種族などを問わずだいたい嫌われ煙たがられている。自身の性格についてはナギ本人も理解しており、客観的な視点から自分を見る力もある。そのため以外と常識的に物事を考えることは容易いらしい。だが、本人の性格故に自分にとって都合が良く楽しい選択を選ぶため、結果的には何も変わらないのかもしれない。一人称は「僕」、二人称が「キミ、アナタ、名前呼び、あだ名」など。
昔の性格
温厚で優しく困った人には手を差し伸べ、助けが聞こえれば自分を犠牲にしてまでも助ける善人である。しかしながら禍の神らしい二面性を持ち合わせていたため、時には邪な思考に支配されそうになることも度々あった。だがそれを理性で抑えては、全てを信じて善行を積んでいた。ただ、いくら善い行いをしようがナギ自身が報われることは無かった。禍の神にしては、他人を信じる力の強さと疑うことを知らない純粋さを持ち合わせすぎたのだ。それでもナギは困った人や妖怪を救うのをやめなかったらしい。しかしある事件により今の性格、言わば彼女が必死に押し殺していたで有ろうもう一つの顔を呼び起こしてしまう。一人称は「私」、二人称は「あなた」である。
能力
禍を司る程度の能力
禍の源であり、禍を司る神でもあるのでこの能力は彼女に適した能力である。全ての災厄、凶事をコントロールできる能力であり、逆に言えば災厄を取り除き幸福を運んでくることもできる。悪心を抱えた者を操ることもでき、呪いや黒魔術なども災いを招くことからこの能力の操れる範囲内である。その他の災厄系の能力で効能は最優先される。憑依談では空雪姉妹と対峙したさい、夕星が神百の能力によって過去を書き換えられそうになったとき夕星自身がその事を不幸に思ったことで、能力を発動させ守ることができたという例もあり、まだまだ未知数なところが多い、可能性のある能力である。
人や物に乗り移る力
普段は枇文の体に完全憑依しているが、他の者にも完全憑依さえすれば乗り移ることができるらしい。しかし、完全憑依した際の主導権は取り憑かれた側が握っているので、魂のような形で出てくることはできるが実体として出てくることはできない。そのためスレイブ側の際は会話はできるものの、相手と弾幕勝負をしたり接触したりなどは取り憑いているマスター意外とはできなくなる。他にも彼女には決まった姿、形がない為、見た相手の容姿を真似する事もできる。対象が物になれば、自分の意識を分担させ、複数の物を一気操ることも可能になり、容易く乗り移ることができる。
マイナスの感情とプラスの感情を感じとる能力
ナギは人間・妖怪・神様等のネガティブな感情・マイナスな感情・負の感情をエネルギーとしており、負の感情が途絶えない限りナギは死んだ(倒された)としても何度でも蘇生することができる。この世から負の感情を一つ残らずかき消すことはナギ本人や瀬織意外には難しい。その反対であるプラスの感情やポジティブな感情などを嫌う。彼女の力はマイナスな感情、それを持った人や場所に近いほど強くなり、プラスな感情、それを持った人や場所に近いほど弱まる。だが、その場にあるポジティブ、プラスな感情などは自身の能力でかき消すことも可能ではあるが、その環境などによっては多少時間がかかることもある。
武器
ナイフ
ナギのメイン武器。お祓い棒の代わりだろうか。基本はこのナイフで攻撃をする。切れ味は抜群。
ナイフ型弾幕
黒色と赤色の、弾幕でできたナイフで攻撃してくる。が、時々本物が混ざっていたりする。
戦闘能力
本人の力はそこまで強くないのだが、彼女の能力と持っているナイフがそこをカバーしてくれている。なので、ナイフや能力を抜きにした戦闘では少々ふりである。しかし、身体能力は並大抵の人よりも高く、そのため素早い。なので、能力などを抜きにしたとしても、体術で戦うことは可能。彼女の持つ包丁は、一発の威力はそれほどでもないのだが、彼女の並外れた身体能力とあわさることにより、相手を連続で斬り刻むことが可能となり、何回も斬り刻まれ蓄積されたダメージは計り知れない。腕力は、ナギ>枇文 素早さは、ナギ>枇文 身体能力は、ナギ=枇文である。
弱点
彼女は禍を祓う能力を持った者に弱く、彼女の過去を唯一知る早川瀬織も禍を祓う能力を持っており、近寄りがたいそう。ナギは自身の父親を深く憎んでおり、父親のこととなると情緒不安定かつ、感情的になり暴走し始めてしまうので父親の話は極力避けた方がいい。
憑依
彼女は東雲枇文に鶯によって封印されていたのだが、今はそれを食い破り完全憑依という形になっている。普段は内側から枇文に話しかけている。枇文はナギのことをその性格もありあまり好いてはいない様子(でも意外と仲が良さそう)枇文と交換する形で彼女は現れる。人格を交換(乗っ取る)することで、内側にいる時には出せない力を解放することができる。最初の頃の人格交換の主導権は枇文が握っていたが、長く憑依してる内にナギからでも交換することができるようになった。人格がナギに切り替わった時に、服の色、目や髪の色が変わるのは枇文が「人格がナギなのに私と思われたらたまらない」ということでナギに見た目を多少変えさせている、なので見た目が枇文のまま人格だけがナギという事も出来てしまうので、時折それをナギが利用することもある。
人格が枇文だった場合、記憶はナギに共有されるらしいのだが、逆に人格がナギの時の記憶は枇文には共有されない。理由は枇文の人格の時、ナギは枇文の体の中から魂のような形?(体が透けたような見た目で)でてきて会話などに参加していたりするので記憶が共有されるそうだが、ナギが主人格の時枇文は会話に参加しているときもあるのだが、ナギの力によって強制的に交換できなくされて、渋々自分の人格が戻ってくるまで待っているそう。枇文に普段から憑依し続けるのは、ナギが枇文のことを気に入っているという理由もあるが、枇文の結界を管理できる力を利用し、外の世界に逃げた自身の父親に復讐を果たすことが本当の理由である。しかし今の枇文の力では鶯の張った結界を破ることができないので、異変などについて行き枇文にアドバイスをしてあげたりして枇文の強さを高めている。
名前の由来と元ネタ
禍津は元ネタの禍津日神から、ナギはイザナギのナギからである。
他にも、禍津ナギ→禍繋ぎ という解釈もできる。名前の発音の仕方は「ま↑が↑つ↓な↑ぎ↓」である。
ナギは大禍津日神と八十禍津日神が元となっており、ナギ一人で2人分の禍神の力を持っている。八十禍津日神のポジションはナギの姉ヤトだが、ヤトがナギに力を託したことによりナギは2人分の力を持っている。
逢魔時
逢魔時(大禍時)、つまり夕方の薄暗くなった時間や昼と夜の移り変わる時刻。 黄昏どきなどに彼女の力は普段の何倍も増すらしく、その時間になると出てくる魑魅魍魎共を従えているらしい。因みに、ナギに関係するこの「逢魔時」だが、対義語が「東雲」であり、枇文の苗字とかけられている。
備考
好きなものは『金平糖・和食全般・動物・自然・負のエネルギー』など。嫌いなものは『辛い食べ物・苦い食べ物』。最近は花を育てるのにハマっているらしい。生き物に例えると蛇に当てはまり、イメージ花は『凪・チグリジア・クローバー・彼岸花』。
チャームカード
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
禍符「ダークネス・デプレッション」 | 禍符装備ボム |
暗鬱「デスぺレート・ホリブルナイト」 | 鬱符装備ボム |
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
禍符「インフィニティヴォイド」 | 禍符装備高速時ボム |
禍符「オーメン・カタストロフィ」 | 禍符装備低速時ボム |
暗鬱「デスぺレート・ホリブルナイト」 | 鬱符装備高速時ボム |
憂鬱「エンヴィー・ルサンチマン」 | 鬱符装備低速時ボム |
壱符 | 弐符 |
---|---|
死符「タナトロジー・アイロニー」 | 幻想「ファシネイト・インサニティ」 |
暗鬱「デスぺレート・ホリブルナイト」 | 禍患「アディクト・ミスフォーチュン」 |
禍符「ペルソナノクターン」 | 禍難「デュアルアンチテーゼ」 |
その他
邪符「エクスクルシュマティング・アブジェクト」
紅符「ブラッディコフィン」
惨禍「死屍累々」
禍事「ブラフ・パライソ」
禍符「ブラックリリカル」
禍殃「アングザイアティ・ミゼラブル」
自機
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
死符「タナトロジー・アイロニー」 | |
骸符「タナトフォビア・トートロジー」 | ラストチャーム |
四面Aボス・ラストウィル
チャームカード名 | E | N | H | L | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
憂鬱「エンヴィー・ルサンチマン」 | 〇 | 〇 | |||
邪符「アイデンティティ・クライシス」 | 〇 | 〇 | |||
虚符「インフィニティヴォイド」 | 〇 | 〇 | |||
邪符「オルタナティブ・インベーダー」 | 〇 | 〇 | |||
暗鬱「デスぺレート・ホリブルナイト」 | 〇 | 〇 | |||
禍患「アディクト・ミスフォーチュン」 | 〇 | ||||
厭世「ペシミスティック・アンハッピー」 | 〇 | ||||
禍符「オーメン・カタストロフィ」 | 〇 | 〇 | |||
惨憺「クルエル・シャーデンフロイデ」 | 〇 | 〇 | |||
禍福「エフェメラル・ハッピー」 | 〇 | 〇 | |||
紅符「バイオレンス・アンハピネス」 | 〇 | 〇 | |||
骸符「タナトフォビア・トートロジー」 | 〇 | 〇 | 〇 | ラストチャーム | |
「逢魔幻影」 | ラストウィル |
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
邪符「ハピネスナンセンス」 | Lv2カードアタック |
禍符「ダークネス・デプレッション」 | Lv3カードアタック |
倒錯「エロトフォノフィリア」 | ボスアタック |
全キャラ同一ボムのためチャムカなし
全キャラ同一ボムのためチャムカなし
自機
チャームカード名 | cost |
---|---|
災厄「オミナスディザスター」 | 1 |
死符「タナトロジー・アイロニー」 | 2 |
禍符「ペルソナノクターン」 | 2 |
暗鬱「デスぺレート・ホリブルナイト」 | 2 |
禍符「アングザイアティ・ミゼラブル」 | 3 |
惨憺「クルエル・シャーデンフロイデ」 | 3 |
禍患「アディクト・ミスフォーチュン」 | 4 |
幻想「ブライトネスフィロソフィー」 | 4 |
幻想「ファシネイト・インサニティ」 | 5 |
「逢魔幻影」 | 5 |
ストーリーモード(CPU)
祈禱「禍津日様の厄除け」
骸符「アンノウン・ゼロ」
憂鬱「エンヴィー・ルサンチマン」
「隻眼のタナトフィリア」
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
夢符「降魔封乱舞」 | A装備ボム |
禍符「ダークネス・デプレッション」 | B装備ボム |
自機
東西東天紅と同一チャムカのため省略
ストーリーモード(CPU)
禍殃「デストルドータナトス」
惨憺「バイオレンス・サイコパシー」
骸符「タナトフォビア・トートロジー」
「ムーンストラック・ファジーナイト」
全てLevelExのチャームカードである。
斬符「対パパラッチ用撃退ナイフ」
斬符「戒めのカットアップブレイク」
暗鬱「ダークサイド・カルネージ」
禍符「ダークネス・デプレッション」
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
禍符「ダークネス・デプレッション」 | |
厭世「ペシミスティック・アンハッピー」 | |
失恋「サイコロジカル・ハートブレイク」 | |
「逢魔幻影」 | ラストウィル |
ストーリーモード(CPU)
暗鬱「メランコリーリフレイン」
厄災「パンドラ・モノクローム」
禍符「ファビュラス・アンハッピー」
自機
チャームカード名 | 備考 |
---|---|
禍符「ダークネス・デプレッション」 | |
厭世「ペシミスティック・アンハッピー」 | |
失恋「サイコロジカル・ハートブレイク」 | |
*想起せよ!禍弄びし箱庭の掟を* | 怪ラストウィル |
千変万化する禍の箱
ストーリーモード(CPU)
墓跡「80kgの御影石」
EXTRA
暗鬱「エニグマ・ララバイ」
斬首「ハローイング・スタブワウンド」
虚符「ラジカル・パラノイア」
禍符「ダークネス・デプレッション」
寒凪「スニーアアンハッピー」
禍符「ダークネス・デプレッション」
舌禍「ファシネイティング・フラッタリー」
禍符「逢魔時の澎湃たる通り魔」
禍符「気まぐれな弾幕水禍」
禍符「至極不条理な殺陣遊戯」
非チャームカード
「オミナスアミュレット」
「咒詛針」
「ナイトメアスカーレットナイフ」
「禍津日アミュレット」
「ミアズマペスト」
「ディスペアインフェステイション」
「無常蹴」
「暗殺陣」
「逢魔領域」
「幻想スティング」
「幻葬屠」
「禍殃累」
「逢魔彼岸」
「常闇舞天脚」
「残影アミュレット」
「倒置陣」
「刹那逢魔時」
「方忌み除け」
「ハイプトリッキーナイフ」
「黄泉路舞天脚」
「逢魔孔裂」
「無慚弾」
「八方逢魔札」
「滞空昇降奇禍」
「見るも無惨な血濡れ匕首」
「パンドラの箱」
「深層厭世札」
人間関係
東雲枇文
表面上では手を組んでいるが、実際はお互いに利用し利用される関係である。自身と反対の立場であり善悪としても対立している。それと同時に、同じ境遇同士と思っており、自分のことを本当に理解できる人だと思っている。枇文と他の敵の戦いには手出しはせず、アドバイスなど気が向いたら少し話を挟む程度(そうでない時もあるが)。ナギは枇文に対して自分のことを嫌ってほしいという願望があり、それは自分を枇文の中で、誰よりも一番嫌悪、恐怖し、自分のことを忘れないでほしいという裏返しである。つまり、「誰と戦ってもいいし、誰と親しくなってもいいが、いつも必ず自分こそが枇文にとって特別な存在だと認知していてほしい」ということ。
しかし、それと同時にこんな自分を枇文に救ってほしいという気持ちが無意識に少なからずあり、本人は気づいていないが、唯一理解してくれる存在だからこそ、助けてほしいと思っている節がある。ナギは枇文に自分を嫌悪させたい気持ちもあるが、枇文を想う気持ちも強く、自分にとって大きな存在、特別な存在、かけがえのない者と思っている。誰よりも優先すべき存在であり、目に見えるほど枇文に対しての執着は凄まじく、渇愛している。嫌ってほしいが好き(特別)でいてほしいという感情で、共依存の関係を望んでおり、枇文に対して自分を特別だと認めるよう促す場面も見受けられる。そのため、枇文が自分と同じ境遇から外れるような出来事があれば原因を排除するという、逃がさないという決意まで見られる。普段は利用し利用されつつの関係で理解を深めあおうとしたり、話術で枇文に自分を愛憎させ執着するよう仕向けたりする。そして、しばしば敵として現れ弾幕勝負を挑み、自身の歪んだ部分に触れさせ、この歪みを理解できるのは枇文だけ、そしてお互いに大きな存在であるということを認識させようとしている。
九霄夕星
関連イラスト
関連タグ
オオマガツヒ・・・元となった神様。