概要
太古の昔に幽魔獣が作り出した不思議な箱。ただしその幽魔獣の皆様が封印されていたのもこれであり、劇中で初登場した物には膜インと筋グゴンが封印されていた(他にはケサランパサランのペサラン挫などが復活する場面でも登場)。
「エルレイのはこ」という名前だが、この「はこ」は我々のよく見る「箱」ではなく「匣」とあまり見かけない字が使われており、そんなネーミングからもただならぬ雰囲気が漂う。
なお「匣」には「ふた付きの小箱」という意味があり、エルレイの匣にもちゃんとふたがある。
機能
箱なので当然入れ物として使うことができるが、幽魔獣を強化したり、あらゆる物を吸収・封印したり、エネルギーや物質を吸収し変換した上で再度放出したりとすごい機能付き。
また中に入ると地中を掘り進むことで移動する乗り物としても使え、決まった本拠地を持たない幽魔獣はこの箱で各地を転々としていた。
だが扱いが難しいらしく、1万年前のゴセイジャーはこれを逆手にとって利用する事で膜イン達を封印した。
ちなみに幽魔獣のメンバーはそれぞれ別々の匣に封印されており、元々封印されていなかった河童のギエム郎以外の皆様は膜イン&筋グゴンが復活させた。
最終決戦近くで膜インは、全ての幽魔獣のパワーを一つに結集する為にこの箱を使用している。
名前の由来
映画『ヘルレイザー』からで、アイテムとしてはそれに出てくるパズルボックスが元ネタと思われる。他にはマヤ文明の遺跡「エル・レイ」だろう。
匣の蓋には幽魔獣のエンブレムが刻まれているが、これをよく見ると“UMA”の文字を捻じ曲げたモノとなっている。