定義によっては青春18きっぷ利用者も含まれる場合がある。
概要
基本的に鉄道会社に利益をもたらさない撮り鉄とは違い、公共交通本来の利用方法をとっているため鉄道ファンの中でも有益な部類に入る。
楽しみ方
最も一般的かつ盛んに行われているのは、乗ったことのない鉄道路線をひたすらに乗車していく、或いは乗ってみたい車両を利用する(例:ジョイフルトレイン等々)事を目的とする、いわゆる所謂「乗りつぶし」である。鉄道自体に興味がなくとも、老後の道楽として旅行感覚で楽しむ人も多い。
短絡線や連絡線などレアな線路を実乗することに重きを置いている例もある。このようなツアーはしばしば旅行会社によって企画されており、人気がある。近年は秘境駅巡りを中心とした臨時列車もある。
派生例として、「どれだけ面白い乗り方ができるか」を追求する人もいる。青春18きっぷだけを利用した普通列車のみでの旅など。
問題行為
撮り鉄と比べると取り沙汰されることは少ないが、残念ながら問題を起こす輩も存在する。以下は実例。
- 不正乗車を行う。キセル乗車や、中学生が子供料金の切符で乗車する、特急料金を踏み倒すなど。
- 車内で大声で騒ぐ。個人の場合も団体の場合もある。
- 駅名標や並走車両を撮影する目的で車内を走り回る。
- 該当する追加料金の切符を持っていないのにグリーン車や寝台車などに居座る。
- 走行中にドアを勝手に開けて身を乗り出す(旧型客車のみ)。
廃止間際での当該列車・路線の乗り鉄に関する注意点及び問題点は葬式鉄の記事も参照。