ティタニア・フロスト
てぃたにあふろすと
図鑑データ
「余の名はティタニア。…お前がこの女王を、苦痛しかない世界に生き返らせたのか?」
概要
韓国発祥のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
三安産業の農耕分野に特化した「フェアリーシリーズ」の長女であるオベロニア・レアの双子の妹で、気温が異常に上昇した地域の温度を正常に戻し、農業を可能にしたりするために開発された。
生体電気の力で熱を奪い、周囲の温度を瞬時に下げてしまう能力を持つ。
双子とはいえ元々は「バトルメイドプロジェクト」のラインナップの一機として開発されていたレアとは違い、最初からフェアリーシリーズとして開発されている。
日本ではFANZAGAMES版配信開始の2021年11月24日と同時に実装された。
とはえ現在手に入れる方法は製造システムのみで、ドロップするようになったのは韓国が2021年夏のイベント『光が入らない聖域』だったので、日本でもドロップで入手出来るのは当分先と思われる。
名前の元ネタはシェイクスピアの『夏の夜の夢』に登場するオベロン王の妃ティターニア。(因みにキャラ図鑑ではティターニアになっている)
2022年現在、イラストの検索はハングル語の「티타니아」の方がヒットする。
容姿
スカイブルーに近いショートの銀髪と赤い瞳、そして全く笑顔を見せない。
フェアリーシリーズの特徴である、生体電力により電子の翼が他の姉妹達のように妖精の翼のようではなく、下に噴射するような形になっているのも特徴。
姉のレア同様、履いてないのが丸わかりな下半身をしている。
ただし上半身はレアとは正反対に下乳がほぼ見えている。
性格
一人称が「余」であり自らを女王と称す、ある種LRLのような中二病。とはいえ性格は非常に暗く屈折しており、二言目には殺意をほのめかすほど物騒で過激である。
容姿にあるように全く笑顔を見せず、司令官(主人公)に対しては反抗こそしないが、懐いたり感謝の言葉を口にするような事はない。
特にレアに対しては憧れ・憎悪・コンプレックスと複雑な感情を持っている。ただ、レアだけではなくティタニア曰く「この世の全てが憎い」。
公式によるとこの性格はフェアリーシリーズ開発陣が「意図してこういう性格にした」。また、フェアリーシリーズはメイドの能力も持っている筈だが、ティタニアのみ「家事は全く駄目」とのこと。余談だがパッシブスキル1の名称が『被害意識』である。
さらにプレゼントによる好意度の上昇率が相当に低い。ただし戦闘で勝利した時の上昇率はかなり高く、ここもレアとは対照的。
因みに好意度が200になると、一人称が余ではなく私になる。
課金スキン『In Vino Veritas』は「酒は本音を引き出す」の意味で、グラスを傾けるティタニアからいつもの毒気が感じられず、彼女の本音を聞けるかも知れない。
性能
鉄虫との戦闘では氷の牙と、止めどなく降り注ぐ凍気の嵐でまさに「氷の女王」と化す。
まずアクティブスキル1の『冷たい苦痛』だが3ターン継続の持続ダメージが付いており、敵の冷気耐性以外を全て無視して強制的にダメージを与える。(エクスキューショナーなどの特殊ギミックを持つ鉄虫にも有効)
アクティブスキル2の『フロストストーム』は高性能な冷気属性の保護無視全範囲攻撃になっており、モーションも高速で使い勝手に優れている。
敵の冷気属性抵抗がデバフによって低下している場合、追加ダメージも入るため更にダメージが高くなる。
攻撃が冷気特化の関係上、憎悪しているレアとは相性がいい。また、各デバフを持つ天空のエラとも力を発揮する。
欠点は冷気一辺倒なので、冷気耐性をもった鉄虫には全くの無力。また、機動型の宿命で狙われやすい。
育成だがアタッカーのお約束の命中・クリティカルを確保し、あとは攻撃振りでいい。