概要
セントパンダ女学院の生徒である、鳥越樹里、駒形豊、寿沙希の3人が所属しているチーム。
第44話でどのように結成されたのかという話が描かれた。詳細は上の動画を参照。
3人が共通している点として、音楽を趣味としている点がある。
ミニアニメでは、樹里がギターを演奏する場面が様々な場面で登場している他、第44話で豊がトランペットをやっているということを話す場面がある。カードイラストでは、歌を歌っている沙希を見ることが出来る。
ちなみに、桜木雪曰く、前々から愛染京に目を付けられているらしい(ゲリラライブを何回も行う樹里が発端になることが多いためか)。
メンバー
CV:大塚紗英
CV:三村遙佳
CV:葉月ひまり
カードゲームでは
カードゲームでの『ヴィーナス』では、最大12枚の『ヴィーナス』属性を持ったブロッカーでリタイアの枚数を調整し、本領発揮Lv.7の効果をうまく発動してアタックする戦略を持つ。
トライアルスタートデッキ(現在のトライアルデッキ)で既に『駒形 豊』『寿 沙希』の2種類のブロッカーが登場、さらにブースターパックで『私服の豊』が追加したので、最大12枚のブロッカーを積むことが可能である。他にも、単体除去の『ヴィーナス 樹里』や、控え室からキャラをメンバーに置けるスパーク効果持ちのキャラ(『ヴィーナス 沙希』など)が存在している。
切り札となるカードは『Reバースプレイヤー 樹里』。Reバースカード『ミュージシャンの素顔』と組み合わせ、本領発揮Lv.7の条件を達成し、エネルギー1枚をレストすることで、ATK+5orブロッカー不可の攻撃が行える。特に後者はかなり強力で、このカードでフィニッシュすることが可能。
最大12枚のブロッカーと強力なアタッカーである『Reバースプレイヤー 樹里』のおかげで強力なデッキだと思いやすいが、前述したように、本領発揮Lv.7が最大の欠点になりやすい。本領発揮Lv.7を達成するには、リタイアが実質4枚以上にならないといけない。つまり、ほぼ追い詰められた状態にならないと発動しないカードが多い。
この本領発揮Lv.7が非常に厄介で、前述の『Reバースプレイヤー 樹里』は勿論のこと、第1弾発売時では唯一のドローカードである『朝のひととき 沙希』も、控え室からキャラをブロッカーを回収することが出来る効果を持つ『響き渡る歌声 沙希』も、何故か序盤では達成できない条件である本領発揮Lv.7である。
また、これらは本領発揮Lv.7の条件に加えて、さらに『ヴィーナス』属性指定も付けられているため、他の属性のカードを混ぜるようなこともほぼ難しい。なので、実質『ヴィーナス』属性のキャラで構築するしかないということも大きな欠点になりやすい。
それでも最大12枚のブロッカーを入れることが可能である構築が強力であること、『Reバースプレイヤー 樹里』や、本領発揮Lv.7に縛られず、Reコンボを達成して、『豊』の名前を持つキャラでサポートしながらアタックして、相手のキャラを次々とリタイアすれば、最大6枚ドローをすることが出来る効果を持つ『Reバースプレイヤー 沙希』の存在もあり、第1弾発売直後の環境では一応結果を残すこともあった。
『Reバース GO!』のCDでは、プロモカードが存在し、スパーク効果で1回目のアタックだけ、確実に相手のキャラをリタイアさせる強さを持つパートナーアタックになれるキャラがあるが、『ヴィーナス』はその恩恵を受けていて、『Reバースプレイヤー 樹里』の代用アタッカーとして用いることが多くなり、少しだけ結果を残していくようになる。
しかし、インフレによって、次第に強力なデッキが少しずつ多くなり、ブロッカー不可を持つカードを無理なく採用しやすいデッキも登場したこともあって、環境から姿を消してしまった。
第2弾では、一気に強化カードが次々と登場した『⁂(アステリズム)』の存在もあり、『ヴィーナス』にも期待されていたが、殆どが本領発揮Lv.7の条件持ちであったこともあり、多くの人が戸惑う結果になってしまった。
それでも、待望の本領発揮Lv.3ドローカードである『トリオファイト 沙希』や、実質4種類目の『ヴィーナス』属性ブロッカーである『景品発送作業 豊』の追加もあり、少し強化されている。
また、『絢爛フリーダム 沙希』は、本領発揮Lv.7とReコンボを達成するだけでATK+4される効果を持ち、『Reバースプレイヤー 樹里』と組み合わせることで、ATK10(1回目のアタックのみATK11)+ブロッカー不可という、かなり難しい組み合わせだが、簡単にフィニッシュすることが出来るコンボも可能になった。『Reバースパーティー! 樹里』はReコンボに頼らなくても、メンバーに置くだけでATK+3にすることが出来るため、こちらでも代用可能であり、簡単に揃えやすい(その場合でもATK9+ブロッカー不可と強力な攻撃になる)。ちなみに、余談だが、『Reバースパーティー 豊』+そのカードのReコンボを発動するために必要となるReバースカード『たのしいアルバイト』を採用したデッキでよく採用されることがある『朝のひととき 豊』も相当な強化になっていて、控え室から、『絢爛フリーダム 沙希』のReコンボの発動に必要である『放課後の攻防』をセットするだけで、ATK8(1回目のみ、ATK9)のアタッカーになれる。
……という感じで、かなりテクニカルなデッキになっているので、上級者向けのデッキになった。本領発揮Lv.7という最大の壁を乗り越えてこそ、真の力が発揮されるデッキだと言えるだろう。
第2弾発売による強化後の入賞は少ないが、『WGP2021春 3rd STAGE 第10地区』では第4位を入賞した。数が多すぎる本領発揮Lv.7が足を引っ張ってしまい、上記のコンボも運要素がかなり絡んでしまうことから、あまり結果を残せていないように思えた中での4位入賞となった。このデッキでは、DEF8をたくさん入れているデッキになっていて、中にはアタッカー且つDEF8候補として、Reコンボを考慮しないで『Reバースパーティー! 豊』や『快活パワフル 樹里』(一応スパークでATK+2をすることが出来る)を採用していた。さらに、意外なことに、前述の『トリオファイト 沙希』を入れず、代わりに『私服の沙希』を入れているのも大きな特徴である。
(参考)
備考
ヴィーナスと『D4DJ』の関係
ヴィーナスの3人を演じた声優は、『Reバース for you』に参戦している作品である『D4DJ』のキャラの声優を務めている共通点がある。
ヴィーナスのメイン回について
初登場したのは第6話。但し、顔のみ登場であり、声はなかった。
その後、第10話でメイン回が与えられる。
……のだが、その扱いは、全員愛染京によってお仕置きされていたという感じになっていた。どういうことなのかは、上の動画を見てみよう。
その後、第16話で2回目のメイン回が登場した。流石に今回のヴィーナスのメンバーはお仕置きされていない(但し樹里と沙希が補習を受けているのだが……)ので、安心してほしい。
前述の話を含めて、『りばあす』のヴィーナスが登場する話は、何故かトReニティのメンバーと一緒に共演する話が多い。そのため、実質ヴィーナスのキャラだけで登場している話が……
……だけである。ただ、ヴィーナスのキャラだけが登場している話があるのは幸運かもしれない。
ちなみに、この話では、ヴァンガードのキャラが描かれたパネルが登場しているため、(一応)ヴィーナスとヴァンガードのキャラ(パネルだけど)が共演した、珍しい話になっている。
第41話では、バンドリの主人公、スタァライトの主人公、そしてとあるキャラと夢の競演をしている。このように、意外な共演の話なら、他のチームに負けていないのが特徴である。
主題歌
第26話以降は、第32話や第37話を除いて、主題歌が各チームの主題歌に変更され、ヴィーナスの曲も登場している。曲名は『Venus Party Tune♪』。以下の話で使用されている。
- 第29話『ある静かな日に』
- 第31話『豊と圭のないしょ話』
- 第41話『ヴィーナスと不思議な扉』
- 第44話『はじまりのハーモニー』
なお、第29話は、樹里と豊は声のみ登場している。
ちなみに、EDの場合は30秒と限られているため、1番歌詞のサビの「楽しかった出来事」~「まずは頭空っぽになるまで」の部分がカットされている。
さらに余談になるが、この曲を歌っている声優全員が、『D4DJ』の『なんてカラフルな世界!(D4DJ Remix)』や『ぷっちみくパーチナィ!』を歌っているという……。
検索上の注意
単に『ヴィーナス』で検索すると、様々な用語(特にアレなど)が引っかかりやすい。そのため、検索する時は、『ヴィーナス(りばあす)』を付けるか、『ヴィーナス AND りばあす(またはReバース)』にして検索した方がいいだろう。