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標準語の編集履歴

2022-03-19 08:21:16 バージョン

標準語

ひょうじゅんご

多数の方言が存在するある言語について、その言語の話される地域全体で普遍的に通用させるために定められる基礎方言のこと。

ある言葉にいくつかの方言がある、統一して正式な、基本言語として表す言語。


英語

国際的にはRP、クイーンズイングリッシュと呼ばれる、イギリス英語の上流階級の発音が標準語として認識されている。RPはサセックス周辺地域の上流階級の方言に端を発しているとされるが、諸説ある。

一方、日本フィリピンでは歴史的な事情からアメリカ英語で英語教育が行われており、アメリカ英語を標準のように考える国民が多いため、国際的な常識との解離が指摘される。最も、英語力の低い人間が著しく多い日本人にとってはRとLの区別がつかない、thの発音が正しくできないなどの「カタカナ英語」を直すことが喫緊の課題であり、アメリカ英語かイギリス英語かなどという問題は蛇足に過ぎない。国際的にも、米国の影響力が上がっており、発音はともかく"centre" "colour"などの英米で微妙に異なる綴りに関しては米国式に倣うことが多くなっている


日本語

現代では東京弁の一種である山手方言が標準語となっているが、若年層の間では同じく東京弁である首都圏方言が台頭しており、特に首都圏では首都圏方言こそが標準語であり、自分たちは全く訛っていないと誤認する人間が増えている。しかし、首都圏方言は敬語表現が著しく貧弱、「ない」→「ねえ」などのぞんざいに聞こえる音韻の変化などを多分に含んでおり、全国各地の様々な方言同様におよそ「標準語」としての使用に耐えうるものではない。

このため、訛りに訛った自分たちの首都圏方言が全国的に通用すると盲信し、正しい山手方言を学習することを放棄してきた首都圏出身者よりも、本来東京弁を使うことのない地方の出身者の方が、ある種の第二言語として「正しい標準語」である山手方言を学んでいる現状があるため、首都圏出身者以上に標準語をマスターしていることが多いという逆転現象が生じている。そのため就職活動冠婚葬祭など、正しい標準語を話すことが特に求められる現場では、首都圏出身者よりも教養のある地方出身者の方が有利になる場合が多々ある。地方出身でアクセントが抜けないからと、近畿地方などの出身者がアナウンサー声優への道を、チャレンジもせずに諦めてしまうこともあるが、実際にはこういった事情により、本来東京弁とは全く異なるアクセントを母語とする近畿地方や南九州などの出身者が、正しい日本語を話すことを強く話すことが求められるアナウンサー声優などの職業に従事し、首都圏出身者以上に活躍している例も少なくない。むしろ、山手方言の複雑な敬語表現の多くは京言葉からの借用であり、故に京都出身者はアクセントを京阪式から東京式にコンバートすることさえできれば山手方言以上に山手方言らしい非常に丁寧な言葉遣いを身に付けることができる。

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