近海の主
きんかいのぬし
少年漫画『ONEPIECE』に登場する生物。
活躍
シャンクス率いる赤髪海賊団に敗北した山賊の棟梁・ヒグマがルフィを誘拐して海へと逃亡し、ルフィを海に落とした直後にヒグマの背後から出現して乗っていた船ごと噛み砕いて捕食する。立て続けにルフィをも襲おうとするが、駆け付けたシャンクスの気迫に押され撤退する。その際にルフィは落命は免れたものの、代償としてシャンクスは左腕を食い千切られてしまい、ルフィの心に大きな禍根を残すこととなる。
それから10年後、航海へ出発したルフィの前に立ちはだかり再び襲いかかるが、彼が長い修行を得て編み出した技・ゴムゴムの銃を受けて一撃のもとに吹き飛ばされた。
ある意味ではルフィが海賊として一番最初に倒した敵とも言え、かつては怯えるしかなかった巨大な怪物を一撃で倒せるほど成長したという事を読者に示した大切な存在なのかもしれない。
ついでにその時点ではまだ四皇ではなく、シャンクスも咄嗟であったとはいえ四皇クラスの存在の腕を食いちぎるというある意味とんでもない事をやったすごい奴である(他に過去に四皇の肉体に傷をつけたのは光月おでんくらいなのでその凄さがわかる)。