「――この【怪獣女王 レヴィアタン】は、ベヘモットの全てを守るために生まれたのだから」
プロフィール
エンブリオ名 | 【怪獣女王 レヴィアタン】 |
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TYPE | メイデンwithガーディアン |
能力特性 | ステータス極限特化 |
到達形態 | Ⅶ |
紋章 | 恐竜の頭蓋骨 |
CV | 沼倉愛美 |
概要
正式名称は【怪獣女王 レヴィアタン】で、ベヘモットはレヴィと呼称する。
メイデン体は青い髪と目を持つ二十代前半くらいの女性。
冒険者風のファンタジーっぽい装備だが、どことなく秘書のような雰囲気を持つ。
普段はメイデン体でベヘモットを抱えて移動しており、左手の紋章も相まってヤマアラシ型ガードナーのマスターのように見える。
しかしこれは偽装であり、彼女ではなく、ヤマアラシの方こそがマスターであるベヘモット。
実際ベヘモットのアバターの外観と喋り方により、知らぬ者には逆にしか思えない。
【獣王】が有名すぎるが故の方策だが、他者との関わりを嫌うベヘモットの性分から偽装の方も居心地が良いらしい。
性格
その圧倒的な力から基本的に他者を見下しており、自身と渡り合える強者を望んでいる。
純粋な「力」を信奉しており、戦術やトリックなどはチマチマした小手先として嫌う。
そのため自身に匹敵するステータスを持つシュウのことをこの世界で唯一対等に戦える他者として期待している。
マスターであるベヘモットのことを第一に考えており、彼女の望みを何よりも優先する。
これ自体はエンブリオならよくあるが、彼女の場合はベヘモットに対する保護者のように振る舞っている。
これは何もかもを圧倒的な力で撥ね退け、自分を守ってくれる存在こそがベヘモットの望みの根幹だったためである。
能力
本来の力を解放したガーディアン体では、体長100m以上、背にヤマアラシの如き棘を生やし、隆々とした四肢を持つゴジラのような巨大モンスターとなる。
その能力は純粋なステータス。
HP:23650050
MP:0
SP:0
STR:216900
AGI:209969
END:232020
DEX:1058
LUC:100
HP、STR、AGI、ENDという物理的なステータスと肉体のサイズにのみにリソースを集中し、それ以外の全てを投げ捨てた結果、2000万を優に超えるHPと、20万に達したSTR・AGI・ENDを兼ね備えた全<エンブリオ>最大のステータスを持つ化け物と化した。
全長100メートル以上の巨体が音速の20倍以上で動き回る様は個人戦闘型でありながら最早広域殲滅型の領域にあり、ただ移動するだけで国一つ滅ぼすことも容易いと評されている。
能力を制限されたメイデン体でもHPは400万以上、STR・END・AGIはそれぞれ数万と並の超級職を超えるステータスを持ち、移動の余波で純竜級を粉砕するなどメイデン体でも十二分な強さを誇る。
メイデンの特性である「ジャイアントキリング」とは真逆の様に思えるが、これもまた一つの強者殺し。「誰よりも強大であればあらゆる強者を殺せる」という暴論の権化である。
しかしレヴィアタンは<エンブリオ>で最大のステータスを持つが、決して最強ではない。
なぜなら物理攻撃しかできないので物理無効などの相性の悪い相手には手も足も出ず、耐性も一切持っていないため、状態異常がほぼ素通しされてしまう。
またレヴィ自身の技量は並程度であり、格闘術の達人であるシュウを相手にした時は自身より低いステータスにも関わらず、不利に持ち込まれている。
RPGで言えば、ステータスがMAXでも『たたかう』しか使えるコマンドがないようなものであり、手の打ちようはいくらでもある。
しかし彼女達についた二つ名は「物理最強」。
つまり最強の名が与えられたのは、レヴィアタンではなく...
保有スキル
- 《紋章偽装》:アクティブスキル
メイデンの共通スキル。
左手の甲に紋章を出しマスターに偽装する。
- 《我らこそ怪獣女王(レヴィアタン)》
レヴィアタンの唯一の固有スキルにして必殺スキル。
ガードナー系列によく見られる融合スキルであり、発動時点のベヘモットとレヴィアタンのステータスを合算する。
発動までのタイムラグはないが、発動までにチャージ時間が必要。
レヴィアタンは戦闘時に使うアクティブスキルを持たないため、戦闘前にチャージを完了させ、戦闘中その状態を維持し続けることができる。
例:第七章での使用時
HP:47385060
MP:3450
SP:50651
STR:444350
AGI:435918
END:474340
DEX:3716
LUC:325
余談
プロットではティアマトという名前だったが、某ゲームのキャラと被ったため使いにくくなり変更したという。