ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

白い巨塔の編集履歴

2022-04-09 20:17:29 バージョン

白い巨塔

しろいきょとう

山崎豊子による日本の長編小説作品。及びそれを原作とした映像作品。

概要

山崎豊子作の長編小説。及びそれを原作とした映像作品。

小説は1963年9月から1965年6月にかけてサンデー毎日(当時の版元は毎日新聞社)に連載された。 なお、続編も存在し、こちらは1967年7月から1968年6月にかけて、やはりサンデー毎日に連載されている。


浪速大学医学部附属病院医局を舞台に、医学界に渦巻く権力闘争と医療従事者の義務を、財前五郎里見脩二という二人の対照的な人物を中心に描く。

膨大な資料を綿密に調査して描いた緻密な描写は評価が高く、山崎氏が「社会派作家」としての地位を確立する作品となる。


これまで7度映像化されているが、特に著名なのは田宮二郎主演の1966年版映画大映東京撮影所)及びその続編の1978年版テレビドラマ(フジテレビ)と、唐沢寿明主演の2003年版テレビドラマ(これまたフジテレビ)であろう。


映像作品はそのどれもが細部で微妙に異なる点が見られるが、大筋として、浪速大学第一外科助教授の財前五郎が様々な裏工作を駆使して教授の地位に昇り詰めるものの、患者である佐々木康平の診察に対して医療ミスを問う裁判を起こされ、最終的に敗訴した後、自らも癌に侵されこの世を去るという流れになっている。


余談

  • 舞台となる浪速大学のモデルは大阪大学である。
  • メイン画像は唐沢寿明主演による2003年版テレビドラマのもの。一度は対立した里見に哀願し、真の病名を知らされた後、自身が死にゆく運命について「里見、僕に不安はないよ。ただ…すまん…ただ、無念だ!」と本心を吐露する名シーンである。

関連タグ

医療崩壊 みんなのトラウマ 財前五郎


振り返れば奴がいる…本作の影響を強く受けて制作されたテレビドラマ。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました