概要
「普通の鉄道研究部」とは、pixivユーザーでもあるぐそくむし 氏が、pixivおよびTwitterにおいて連載しているマンガ。
ぐそくむし氏の代表作であるでんしゃとひとと世界観を共有しており、でんしゃとひとの登場人物に関わりのありそうなキャラも出てきている。
作者のぐそくむし氏によると
「でんしゃと人とは異なり鉄道にフィーチャーし、全てがめちゃくちゃな内容になっているので是非楽しんでいただければと思います。」
とのこと。
登場人物
鉄道研究部
本作で一番登場する部活動。部員数が2名と少なく、柚木が入部するまで生徒会の圧力でまともな活動を禁じられ、その雑用を手伝わされていた。
部室は入口ドアが中央線の鋼製通勤電車の客用扉(特徴から101系~201系までのどれか)になっており、室内には485系1500番台が鎮座している
この485系、前頭部のカットモデルかと思いきや一両まるまる保存されており、後半部は隣の茶道部の部室に入り込んでいる。
しかも、部室の床に線路が敷かれており、台車も含めて保存されている模様。
後述の技術研究部、電気工作部と協力して製作(保存整備作業?)を行っており、欠損しているヘッドマークなどは新規製作して取り付けている。
柚木菜花
本作の主人公。東北のあさひ高校から、東京の渋高校に転入してきた。超絶義理深い。
東京の高校で野球部に入部し、マネージャーになることが夢・・・だったのだが、転入した頃に野球部は部員を募集していなかった。
落ち込んでいたところを桜井に声をかけられ、半ば桜井の泣き落としで鉄道研究会に仮入部することになる。
詳しい出身は明かされていないが、1話で東京駅を見て「宮城ドーム何個分だろう」とつぶやいていたり、2話で桜井の「仙山線に阿武隈急行の電車が乗り入れてる」という例えで都会の相互直通運転を理解したりしているので、宮城県民だと思われる。
桜井みしろ
鉄道研究部の部長。柚木と同じ1年2組所属で青髪のおかっぱ頭と赤縁の丸メガネが特徴。
1年生で部長になっているのは、彼女がとんでもない才媛だからではなく、単純に部員が少なすぎるだけ。
「部員が2人だけで、部員数不足で廃部になる」と柚木を泣き落とし、鉄道研究部に入部させた。
生粋の鉄道ファンで、柚木とのファーストコンタクトも、「東京駅で迷子になり、地下の総武線ホームに迷い込んでいた柚木を、たまたま車番記録に来ていた桜井が助ける」といったものだった。
本庄四郎
鉄道研究部の部員。公式のキャラ紹介で「すーぱーてんぱ」と書かれているように、目元まで覆い隠す天然パーマが特徴。
国鉄形の車両が好きらしい。
技術工作部
渋高校の部活動。部活動とは思えないガチの工場設備を持っており、鉄道研究部とは、部室内の485系の整備や次科目表示板の製作で協力関係にある。
後述の電子工作部とは犬猿の仲で、もともとは同じ部活だったのが、2つに分裂した模様。それぞれの部室は互いに立入禁止らしい。
三枝菫
技術工作部部長。2年1組所属。
電子工作部長の戸田が度し難いことこの上ない。
鉄道研究部と協力して、次科目表示板(見た目はまんま駅改札口の列車案内板)のハードウェアを制作した他、485系のヘッドマークの幕も制作していた。
戸田とはよくケンカをしている。
電気工作部
鉄道研究部とは、485系の電装系の整備や次科目表示板のソフトウェア制作などで協力関係にある。
先述の技術工作部とは犬猿の仲で、もともとは同じ部活だったのが、2つに分裂した模様。それぞれの部室は互いに立入禁止らしい。
戸田達平
電子工作部長、三枝と同じく2年1組所属。
先述の部同士の関係からか、三枝のことが歯医者の施工並に嫌い。
ラーメンが好きらしく、3話では昼食に家系ラーメンを食べたらしい。2話で生徒会の目安箱に「水道から背脂が出るようにしてください」と投書していた生徒がいたが、もしかして…