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編集者:NIX66
編集内容:スーツの色が実際は違っていたので修正な

概要

まずは頭蓋骨の割れる音ォー!

次はァ、肝臓の破裂音ー!

喉仏が割れる音ォー!

本名は相良颯誠(そうせい)。

特殊警棒の相良とは、ヒューマンバグ大学に登場する極道組織「京極組」の武闘派構成員。

得物の特殊警棒で敵対者を破壊し、その音を楽しむ為、「特殊警棒の相良」の異名を取る。

元ヤンフリーター・紅林二郎で初登場し、京極組の天才・久我虎徹でも出演している。

強烈な武闘派らしく敵対者への拷問とシマ荒らしの粛清と言った荒事を担当している。

人物

容姿

クリーム色のよく整えられた髪型の男。瞳の色はルビーめいた赤。上下共に虎模様の青みがかった紫のスーツに黄緑色の無地のワイシャツを着用している。戦闘の際は白目が黒くなる。

性格

初登場時は、現在の京極組では大多数を占める外道構成員として、その例に漏れず外道であり、その中でもトップクラスの外道。年金暮らしの老人から涼しい顔して搾取するなど血も涙もない冷酷非道な悪人であり、敵対者を全身骨折させて内臓破裂させた上、その音を着メロにしていると言う残忍な異常者。

一方で武闘派故に自身の力量には誇りを持っており、尚且つどんなに痛めつけられても決して折れない精神力の持ち主。とは言え、幹部の西園寺に雷を落とされた時は冷や汗をかいていた。

そんな彼も久我の組織浄化と覚悟に感銘を受けたらしく、腐ったシノギを辞めて良識派に路線変更することを宣言、今までの悪事のケジメとして久我の1発を受けた後、名実共に彼の仲間となった

どうやら、元々は任侠を重んじる極道だったものの、日下が組長に就任してから京極組全体が金のためなら何でもするという外道集団になってしまった影響で汚いシノギに手を出し、甘い蜜を吸ってしまった結果、自分まで外道に成り下がってしまったようだ。

カタギを平気で利用し、同じ組の舎弟だろうと容赦なく打ちのめす残虐非道な男だが、 組織の清浄化の為に奔走する久我を見て良識派に戻ることを決意したり、彼を心底憎んでいたはずなのに「組の皆がお前を認めている」という旨の声をかけたり、ヤキの際に殴りすぎたことを気持ち悪く思い「1発殴ってくれ」と申し出る等、本来は気持ちのいい男である。 久我とは犬猿の仲だったが後に和解。彼からは「相良の兄貴」と呼ばれるようになった。これ以降は久我と共にカチコミをすることが多くなっている。

また、改心を機に自分がやっていたような汚いシノギをして金を集めた者に、凄まじい制裁を加えることも行っている。

……とはいえ、良識派になった今でも相手の臓器などを破裂させる残忍さと、相手をじわじわと甚振る陰湿さは残っている。

そもそも舎弟から「性格に難あり」と評されるほどには性悪男である。実際、拷問の際には5分に1回殴るを数時間繰り返すというように遊びながら対象をじわじわと甚振る。

能力

攻守を高い次元で両立した警棒の達人で、京極組の武闘派の中でも指折りの実力者。

攻撃に関しては、人間の骨を容易く折損または破砕する威力の一撃を、精密且つ俊敏な足捌きで繰り出し、守りに関しては、相手の攻撃の軌道を正確に読んで的確に防御する。作中では紅林の全力パンチにすら反応してみせた。

但しスピードに関してはそもそもが並外れた敏捷性と反射神経の持ち主である久我には及ばず、彼相手には攻撃を全て回避された挙句、滅多打ちにされてしまった。

しかし後に彼にパンチを喰らわせた際にはその威力を「マジでエグい」と評されている。

活躍

京極組のシノギの一つである、年金暮らしの高齢者をターゲットとしたリフォーム詐欺を監督していた。たまたまそのシノギを請け負っていた京極組のフロント企業に紅林がアルバイトをしにきており、その行為を見咎めた紅林と戦闘になる。場数を踏んでいるだけで戦闘技術に関しては素人でしかない紅林を、最初は圧倒的な力量差で圧倒しフルボッコにしていた。だが紅林は相良の猛激を耐え切り、全身全霊を乗せた全力パンチを相良にお見舞いした。しかし相良はそれを見切っており的確にガード……したものの、紅林のパンチの前では意味を成さず、結局顔面を陥没させられた。その後はフロント企業の社長と共に警察に連行された。

高齢者ってのは、子供世代に迷惑をかけたくない一心で無理をしますから……

これは京極組のシノギなのよ……素人に邪魔されちゃあ、極道廃業なんだわ

リフォーム詐欺で稼いだ金を後輩組員に見せていた(恐らく上述の紅林シリーズの動画より前の時間軸である)。後輩である久我から「そんな汚い金を見せないで欲しい」と言われてキレ、久我と決闘になる。流石の達人である彼と雖も、久我の常軌を逸したスピードについていく事が出来ず、紅林の時とは逆に自身がフルボッコにされた。それでも心折れることは無く、「もうあんなシノギはやめてくれ」と説得した久我に「指図するな」と啖呵を切った。

なんじゃあ久我ァ……俺とやんのか? 最近勘違いしとるなお前……

うるせぇ! テメェに指図はされねぇ!

ジャンキーの女性を大量に風俗送りにしてぼろ儲けしたことを後輩組員に自慢していたところ、たまたまその様子を見かけた良識派の構成員である西園寺に「テメエ、あんまりカタギ泣かせんじゃねぇぞ!!」と日ごろの行い(恐らくカタギを嵌めるようなシノギのことだろう)を注意され、彼にビビっている様子を見せている(これは、西園寺が数々の敵対者をプロレス技で再起不能にしており、もし完全に怒らせたら自らもこうなってしまう事が理由と思われる)。このやり取りから西園寺より地位は下だと思われる。

また、ストーリー終盤では、西園寺の一人娘由美子を凌辱した実行犯二人をサンドバッグがわりに特殊警棒で痛めつけていた。ちなみに久我に負けた事が堪えたのか、怨嗟の様に彼の名前を叫びながら八つ当たりしていた。

尚、上記の紅林二郎での動画の最後で逮捕されたにも関わらず再登場したことから、恐らくは何かしらの理由で釈放されたと考えられる。

久我のクソがッ! 久我ァ! 久我ァ! 久我ががががァァッ!!

  • 1月30日付の公式ツイート

公式Twitterで、今日の動画は相良が久我をボコボコにしたとのことで、強烈なアッパーを久我にお見舞いし、顎が砕ける音を聞いて楽しんでいそうな相変わらずの残忍さを見せているシーンがある。

オラァ! 顎が砕ける音ォ!

自分が極道であるが故に起こる家族や周りへの悪影響を避けたいと考えた舎弟の葛木から京極組を抜けたいと報告されるが、以前にその事を久我に相談していたことに激怒し凄まじいヤキを入れた。久我の前に現れ、彼の目の前でペンチを使って指を落とそうとした所を久我に止められる。だが、後に久我本人も認めていたように久我のこの行為は極道としては間違ったことであった。

暴力団排除条例により、ただでさえ人手不足が続く極道の業界で、簡単に組を辞められるとなれば雪崩のように組を抜ける者が出てきてしまい、やがては組織は衰退の一途を辿る。それを防ぐために、今回相良がやろうとしたような「見せしめ」が必要である。

久我は自分がやってる事は「道理がない」と認めた上で、新人が入ってこない組の現状を引き合いに出しつつ「墨を背負っていない新人は許してやって欲しい」と必死に懇願した。

それに対し相良は「言うことを聞いて欲しければ20発殴らせろ」と要求、立場上受けるしかない久我が了承したため猛攻撃を仕掛けた。久我をして「マジでエグいパンチ」を20発を喰らわせ、顎や頬骨に大ダメージを与え、倒すには至らなかったものの彼をかつてない程にボロボロにした。その後は約束通り葛木が辞めることを許し、指も落とさない事を決めた。

そして久我に対し突然、「お前は凄ぇよ」「組のみんなわかってる」と語り出す。

なんと久我の強さと根性を認め、彼は久我を見て先代の教えのような任侠を重んじる極道に戻りたくなったと思い立ち、前述の今まで行ってきた汚いシノギを辞めると告げ久我の組織立て直しの仲間になる意志を示したのだ。そして外道構成員の中で初めて改心した人物となった。

また、流石に殴り過ぎたことを悪く思ったのか久我に対し「一発殴ってくれ」と申し出る。

過去の誤ちが許される訳では無いとする久我から「イチから出直してくださいやぁあ!!」と魂のこもった全身全霊、本気の右ストレートを叩き込まれ、鼻骨を骨折したものの倒れることは無かった。

相良と久我の仲は最悪であったが、今回の出来事で完全に和解したものと思われる。

また、余談だがこの回は極道シリーズでは珍しく一切死人が出ない話であった(回想は除く)。

お前が喋っていいのは、『はい』と『はい』だけな? 破ったらこの警棒で全身骨折な?

オメェ見てるとよォ……俺も先代の教えのような任侠を重んじる極道に戻りたくなったな……

京極組のシノギを潰そうとしたカジノを久我と共にカチコミを仕掛け(なお、カジノとグルである闇金は国生と西園寺と野島が粛清に向かっている)、迎撃してきた警備の黒服達を特殊警棒で血祭りにあげた。実力のある用心棒、則本克哉になんとか勝てた久我に対し、改めてそのタフさを感心した。

そして闇金とカジノの元締めである半グレ集団ゴールデンドーンを創った玉木に暴対法で厳しいことを理由に大金で自分に雇われないかと持ちかけられた。しかし、ライターで燃やした札束を玉木の眼に押し付けて、本職を舐めた成金のボンボンに文字通りヤキを入れた(極道のメンツを守るためでもあるが、カタギから金を搾取したかつての自分との訣別という意味合いだと考えられる)。

その後は玉木を廃工場に拉致、高温の油を玉木にかけて粛清をした。

さぁ、内臓が破裂する音を聴かせてくれェ!

つーかお前、ほんと打たれ強いよな

舐めんなよガキが。金で極道のメンツは買えねぇんだよォ!!

娘の為に足を洗った別府を逆恨みで殺した丹波への報復として特殊警棒で仕置をしていた(ちなみに丹波は相良の陰湿な拷問により死亡した)。

膵臓の破裂する音ー!!

冒頭部分で黒焉街で違法薬物を売買したシマ荒らしを特殊警棒で叩きのめした。

また、買おうとした女性に捨てておくように忠告していた。

めんどくせえなァ、この害虫はどっから沸くんだ? 女ぁ、それ捨てろ

シマ荒らしは死んどけェ! 肝臓の破裂する音ォ!!

客の女達に「頂き女子」という詐欺をやらせていたシマ荒らしホストの九条を捕獲するために久我と共にホストクラブの「ロミオ」にカチコミをかける。九条には羅威刃から送られた2人の護衛がついており、そのうち警棒二刀流で戦う護衛の吉本と戦闘。吉本も警棒の使い手でカリの達人だったためそのスピードに苦戦したものの、これを耐えきり落雷のような1発で頭を破壊して撃破。捕獲した九条には全裸土下座をさせてそれをライブ配信、最後は逆さ吊りにして5分に1回ぶん殴るという陰湿な拷問で制裁を完了させた。

おう、俺はホストって奴が根本的に嫌いだからよ

カリか肩こりか知らんが、お前の棒はうまい棒並に軽いんじゃあ!!

(吉本「コンポタ……」)

小腸が破裂する音ー!

京極組含む黒焉街の住人に空き巣を働いていた半グレ集団を拷問。そいつらが「怒愚魔」の構成員である事を突き止めた。久我曰く、拷問の際には言葉遣いを変える遊びをするとの事で、今回はオネエだった。

空き巣の被害が多すぎるワッ。アナタ達だけじゃないわよね?

(半グレ「いえ、僕らだけで……」)

ウソツキ! 肝臓破裂しなさァァい!

次はアナタね……肝臓破裂シ・テ・み・るゥ?

余談

かつては自分を見失い外道に成り下がってしまったが久我虎徹によって改心して京極組の外道構成員の中では最初に久我の仲間になった。その後も自身と同じような行いをしている外道を罪滅ぼしの如く粛清するなどカッコいい場面が多いためか、京極組の人気ランキングでは2022年4月20日現在23票と堂々の1位を獲得している(2位は一条で17票、3位は久我で11票)エグいねぇ。

関連タグ

京極組 特殊警棒 京極組良識派の構成員

サイコパス 外道:外道構成員だった頃の彼。

闇堕ち 光落ち:外道構成員になった理由と、改心後の彼。

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