ゼロ(ゼロから始める魔法の書)

ぜろ

『ゼロから始める魔法の書』の登場人物。世間知らずな魔女

「――戻りたいのか? 人間に。ならば傭兵、我輩の護衛になってくれ!」

概要

『ゼロから始める魔法の書』のヒロイン。『泥闇の魔女』という二つ名を持つ。

危険な魔術書【ゼロの書】を探して一人で旅をする世俗に疎い魔女(正確には女魔術師)。

白い肌に銀の髪、青紫の瞳。華奢で中性的な絶世の美女。一人称は「我輩」

「穴ぐら」で生まれ育ち、つい最近、外の世界へ出た為、世俗に疎く、一般常識も欠けている。

その反面、魔女としての知識と才能は計り知れない。

一人旅の途中、とある魔女に生贄として首を狙われて森の中を逃走中の『獣堕ち』の青年（獣の傭兵）と出会い、彼を護衛として雇うことになる。

傭兵の事をかなり気に入っており好意を抱いてるような節がある。

「穴ぐら」の環境の様な陰気でジメジメした場所がお気に入りらしい。

同じ作者の作品である『魔法使い黎明期』にも出没している。とある村（実は傭兵の生まれ故郷でもあった）の郊外に住居を構え、占い師として糊口をしのぎつつ、魔法の研究を行っている。