本記事はキャラクターの性質上、ネタバレが多く含まれます。
概要
エルデンリングに登場するキャラクター。
ゴッドフレイに続き永遠の女王マリカの二番目の夫であり、本編に登場する数多のデミゴッドたちの父親でもある。
彼自身はデミゴッドではないが、その圧倒的な能力から赤髪の英雄とも称され、本作において事実上の神である女王マリカと並んで本作における最大のキーパーソンである。
彼についての話の多くは結びの教会にいる結びの司祭、ミリエルから聞くことができる。
人物像
元々は黄金樹勢力に属していたが、戦いの中で満月の女王レナラと出会い結ばれたという。
彼女との間には魔女ラニ・将軍ラダーン・法務官ライカードと言った子供たちを設けており、本作におけるデミゴッドの中でも重大な位置を占める存在。
彼の特徴である赤い髪は彼の子供にも引き継がれており、ラダーンやマレニアも赤髪である。
一方で彼はマリカと結ばれる際にレナラを捨てており、これによりレナラは心を壊したとされる。
初出
ゲームストーリーを進めることでその名前が明らかになるキャラクターの一人であるが、実は彼の存在自体は本作における看板キャラクターとも言えるラダーン、マレニアと並んで初期のPVの段階で示唆されている。
律とは。
そもそも彼の代名詞である黄金律を始めとする律の説明自体も然程されない為、詳細については不明だが律とは端的に言えば世界の在り方を定める法則であるらしい。
同様に律を持った存在として夜の律を持つ魔女ラニがいるが、独自の律である完全律を見出した存在として金仮面卿が存在する。
関連タグ
ここから先、重大なネタバレが含まれます。
ラダゴンとはマリカである
正体
その正体は永遠の女王マリカと同一の存在であり、また本作における表向きのラスボスである。
余りにも突拍子もないことではあるが、このことについて語られる設定は少なく、詳細は不明。
ただ後述の項目にある通り、「ラダゴンとはマリカである」ということ自体は確かな事実である。
ゲーム中盤、王都ローデイルのとある場所で特定のステータスで使える祈祷を行う事で、二人が同一存在であるという事が明かされる。
上の「ラダゴンとはマリカである」とはその時に明かされる文章。
しかしラダゴンとマリカは同一の存在であるにもかかわらず、彼らの意志自体は別に存在しているらしく、特にその思想は互いに相反している。
黄金律と言った存在に対するスタンスが2人の確執の大元にあるらしいが、詳細は不明である。
戦闘
戦闘においては人型である第一形態と、巨大なドラゴン型の第二形態の二つの姿を持つ。
この辺りではオーソドックスなRPGのラスボスと言える.
第一形態
エルデンリングに両手を繋がれ半ば砕けた状態のマリカの身体の状態で登場する。
その後、エルデンリングと同時にマリカの身体が砕けた後にゆっくりと立ち上がり、そこから武器である槌を握りしめると共に髪が金色から赤に変色し、マリカの身体がラダゴンのものへと変異し、プレイヤーの前に立ちはだかる。
この一連のシーンは、マリカとラダゴンが同一の存在であることを示唆する様な印象的なものとなっている。
第二形態・エルデの獣
首の無いドラゴンとも言える形態。ラダゴンを倒すとその身体の足元から登場する。
登場後ラダゴンの亡き骸を手にすると、それを一振りの剣に変えてプレイヤーの前に立ちはだかる。
半透明な姿に骨格を思わせる金色の筋が全身に張り巡らされ、星の様な輝きが散りばめられている。
正体に関してはほぼ不明。そもそも、ラダゴンを倒すと共に何の前情報もなく現れる。
何種かこの獣に関するであろうと察せられるテキストがあり、その正体を推察することは可能になっている。
正体に関わる関連タグ
桜竜…エルデの獣と共通点が多い過去作のボスキャラ。また、剣を使うドラゴン(竜)と言う共通点を持つ。
デイダラボッチ…身体が星空を思わせる要素でできている、二つの姿を持っていると言う共通点が存在する。
葦名一心…前座との連戦を経て戦うと言う共通点があるボスキャラ。