「それじゃあ……勝ちにいこうぜ!」
「クエスト、スタート!」
プロフィール
通り名 | 不屈(アンブレイカブル) |
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本名 | 椋鳥玲二(むくどりれいじ) |
年齢 | 18歳 |
身長 | 172cm |
体重 | 64kg |
メインジョブ | 【聖騎士】(騎士系統派生上級職) |
エンブリオ | 【復讐乙女 ネメシス】 |
CV | 斉藤壮馬 伊瀬茉莉也(幼少期) |
概要
本作の主人公。
兄に誘われ、Infinite Dendrogramの世界に足を踏み入れたところから物語は始まる。
始めたばかりのルーキーであるにも関わらず、作中で起きた様々な事件に巻き込まれており、解決の一助となったことで一躍有名となる。そして、自身も王国や世界を揺るがす陰謀との戦いに身を投じる事になる。
容姿
アバターは現実の身体をベースに人種や髪色を変えたもの。また、レイ・スターリングという名前は、本名のアナグラム(レイは名前の玲二、スターリングは名字の椋鳥を英名にしたもの)で、デンドロ以前からゲームで使っている。
性格
温厚だが正義感が強く、困っている人を見過ごせない性格。それはNPCのティアンに対しても同様で、彼らの死や苦しみを現実のものと同じように感じてしまう性分の持ち主。「後味が悪い」と感じてしまったら、譲れないもののために、強い意志を持って何度でも立ち向かおうとする。
この精神性こそが彼が"不屈(アンブレイカブル)"と言われる最大の要因であり、強靭な精神力はあらゆる点でレイに勝る兄よりも強固なもの。レイ・スターリング最大の強みは、強力なスキルでも優秀な装備でもなく、如何なる逆境でも最後まで諦めない精神力であり、これによって様々な強者との戦いで勝利を収めている(もちろん、レイ個人の力だけではなく、様々な人物の尽力によって辛くも勝利を得たパターンも数多くある)。
こういったレイの生き様は様々な人物に影響を与えており、ルークの《ユニオンジャック》やユーゴーの《第二地獄門》はそれの典型例である。
リアル
本名は椋鳥怜二(むくどりれいじ)。
T大一年生の18歳。
周囲からは童顔と評される。
兄と姉がいる三人姉弟の末っ子。天才的な兄姉のせいで凡人扱いされるが、
一年半の受験勉強でT大に合格するなど普通に才能はある。
昔は視力が悪くメガネを掛けていたが、その事を同級生に笑われたため、努力して視力を矯正した。
ゲームが趣味で、高校では電遊研に所属していた。
そのためデンドロにも興味津々だったが、不運にも大学受験と被ってしまったせいでプレイ出来なかった。
序章第0話では大学に合格したため、ようやく始めようとするシーンが描かれている。
学費の都合で、都内にある兄の所有するマンションに住んでいる。
ジョブ
レベル | 100(合計レベル500) |
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メインジョブ | 【聖騎士】(騎士系統派生上級職) |
サブジョブ | 【暗黒騎士】(騎士系統派生上級職)【煌騎兵】(騎兵系統派生下級職),【死兵】(死兵系統下級職),【斥候】(斥候系統下級職),【呪術師】(呪術師系統下級職),【司祭】(司祭系統下級職),【決死隊】(決死隊系統下級職), |
※第七章時点のもの
高いHPとダメージ減少のスキルを持つ【聖騎士】を中心に、汎用性の高い職で固めたビルド。
【死兵】のスキルによる食いしばりにより、エンブリオの能力を引き出す。
上級職は本来【煌玉騎】を取りたかったが、就職条件がまだ満たされておらず未解禁なことと、現在の条件で【暗黒騎士】に就くことによる複合系統超級職があると教えられたため、それの獲得をめざしている。
このように理由があるジョブ構成なのだが、暗黒や死、呪術などやはり聖騎士感がない。
エンブリオ
「私はネメシス。貴方の心と肉と魂から生まれたモノ」
エンブリオ名 | 【復讐乙女 ネメシス】 |
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TYPE | メイデンwithアームズ |
能力特性 | カウンター&? |
到達形態 | Ⅳ(最新話時点) |
CV | 大野柚布子 |
レイが所持するエンブリオ。詳しくは彼女の項目を参照。
装備品
作中において、装備品の変化が特に多いキャラクターであるため、各章ごとの装備、服装についてここで解説する。
初期装備
チュートリアルで名作RPGの主人公に似たような服装を選択。初期武器としてナイフを選んでいたが、最初のクエストで壊れてしまっている。尤も、彼のエンブリオが武器になるのでそれ程問題はない。初期装備のデザインは書籍版と漫画版でデザインが異なっている。
【ライオット】シリーズ
低レベル帯で使われることが多い防具。
序章で倒したモンスターのドロップ品を売却し、その資金を使ってシュウに勧められた店で購入した装備一式。
ジョブに聖騎士(パラディン)を据え、各メディアでよく見る衣装だが第二章前半で後述の装備に衣替えしているため、出番は意外と短い。とはいえ、元々レベル0でも装備できる初心者用装備でもあるため、出番が少ないのはやむなしか。一部のファンからは「まだ聖騎士っぽかった頃」ともいわれる。
リンク先参照。
必須アイテム。レイの戦闘スタイルの関係上常に戦術に組み込まれている。
【ブレイズメタルスケイルコート】
【瘴炎手甲 ガルドランダ】の炎熱で自滅しかけた為8万リル(日本円にして80万)で購入した防具。
【ブレイズウルフ】という赤色の狼型モンスターの皮で作られたコートに、鱗のような金属板をいくつも貼り付けたモノ。
スキルは《火炎適正》と《火炎耐性》の二つ。
【煌玉馬 ゼフィロスシルバー】
ガチャで入手した先々期文明の機械馬オリジナル【煌玉馬】の一つで、特殊能力に特化している。
当初は乗馬スキルを持ってなかった為乗れなかった。
因みに二章はある人物に勧められて飲まされた薬の影響でケモミミが生えており、『ケモミミ生えた深紅の聖騎士が剣や戦斧振り回して馬に引き摺られながら追いかけてくる』敵からすれば理解の外にある悪夢と化していた。
空気を圧縮して空中を駆ける《風蹄》、そして転移能力の様な謎のスキルを有している。
【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】
ゴゥズメイズ討伐報酬の特典武具のブーツ。
《騎乗》スキルに補正をかける《人馬一体》によりシルバーに騎乗可能となり、周囲の負の感情や怨念等を吸収・貯蔵してSP・MPの貯蔵庫となる《怨念変換》により魔法系超級職に匹敵するMPを得られる。
この辺りから装備品の禍々しさが指摘される様になり、ジュリエットの装備の見た目が若干怖いと語ったレイがネメシスに突っ込まれている。三章エピローグにて良くも悪くも大勢の人物に注目された結果、暗黒の聖騎士だの銀馬の王子様だの、極めつけは"黒紫紅蓮を纏いし光と闇合わさりし勇者"など、散々なあだ名を付けられたが、最終的に前述の通り名になった。
【BRアーマー】
かつては悪逆の錬金術師によって量産された鎧【CBRアーマー】だったが、【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】で解呪され変質した鎧。
血が流れている場所を再生する《血流再生》は鋼に犠牲者の血と共に練りこまれた怨念が源であっ為、解呪でスキルレベルの低下と引き換えに呪いのデメリットが消失している。
簡易義手
フランクリン戦で喪った左腕をデスペナによる回復をレイが望まなかった為使用。端的に言えば「海賊が着けてそうな」フック型の義手………なのだが、右腕は鬼、左腕は海賊、ブーツは怨念の塊、上半身は(元)呪いの鎧とエグい事になっており、ネメシスはドン引き監視してたフランクリンは憐れみの目でレイを見ていた。
【黒纏套 モノクローム】
【黒天空亡 モノクローム】討伐報酬のフード付き外套の特典武具。
自然光や光属性攻撃を100%吸収する《光吸収》で常に黒く、チャージがMAXになると使える《シャイニング・ディスペアー》発動時には左腕に翼の生えた漆黒の大砲として装備。『スキル特化・使用条件困難・範囲縮小・貫通型』のアジャストにより本家モノクロームよりも威力と貫通力で勝る。
【ヴォルカニック・ダークメタル・アーマー】
モノクローム戦で燃え尽きた【BRアーマー】に代わり入手したレジェンダリア産の上半身用魔法鎧。《火炎耐性》と《暗黒耐性》を有する。
【ヴォルカニック・ダークメタル・アーマー】(【匠神】)
【獣王】との戦闘で破壊された【VDA】の代わりを魔王骨董品店で探している時に見つけた新しい【VDA】。何代か前の【匠神】のハンドメイドのカスタム品で、前述の【VDA】のスキルに加え《HP増大》と《破損耐性》の計四つの装備スキルがついている。歴史的価値込みで二億リルの価値。
無銘の斧
かつて覇王が愛用していた名無しの斧。超級エンブリオや超級武具どころか、デンドロ世界最強にして最大級の欠陥を抱えた武器。
元は幽かに透き通る祭器の様な白い斧だったが、現在は歴代使用者達の怨念で血の色に染まり、更に先代使用者が施した属性を闇に限定させる為の黒い呪布が巻かれ、非常に禍々しい呪いの武器に仕上がっている。
使えば反動で最悪即死するリスクはあるも、ネメシスを「最高の武器」とするならこちらは「最強の武器」として頼りにされている。
【レジェンダリー・キャリッジハウス】
18巻発売記念SSにて詳細が明らかになった、『アニバーサリー』で入手したSランク確定ガチャ産の移動式セーブポイント。
縦横奥行き3メートル以上、美術館の様な装飾に空間拡張された内部、冷暖房や調理器具水道までも完備しMPで動くので生活空間としても快適な上、頑丈で自己修復機能も搭載している。