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百智卿ギデオン・オーフニールの編集履歴

2022-05-17 22:47:47 バージョン

百智卿ギデオン・オーフニール

ひゃくちきょうぎでおんおーふにーる

百智卿ギデオン=オーフニールとはエルデンリングに登場する褪せ人の協力者である。

…ほう、随分と久しぶりだ


新しい褪せ人が、円卓を訪れるなど

『百耳の男』

最初に円卓に訪れた際に話しかけられる四人の褪せ人のうちの一人。しかし他三人とは異なり自らの名は明かさない。

一応ゆっくり休んで行きなさい、と労ってはくれるものの、円卓の一員としては認めず、「居候」と呼んでくるなど、何処かその物言いは冷たいところがある。


その後、デミゴッドの一柱を倒した後、二本指に見えた事でようやく自らの名前を明かしてくれる。

人物

何処か冷たい物言いからも察する事ができるが、彼は自分の知識欲を満たすことを最優先に置いている節がある。

その為彼の人間関係は基本的には自分の役に立つか、立たないかの二つだけであり、邪魔と見做せば躊躇なく切り捨てる冷酷さも見せる。

一応役に立っている間は、貴重な情報や祈祷も渡してはくれる。

鞭を振い、時に飴を与えることで人を自分の思う通りに動かすことに長けた、いわゆる政治家の人物であり、何気にSOULSシリーズの中では見られなかった珍しいキャラクターでもある。

百智の耳と目たち

基本的に彼は円卓から離れない。

それ故、彼には狭間の地を全てを知る為の自らの手足をなり得る存在が必要である。

かつては、彼の象徴である瞳の紋章があしらわれたサーコートを着込む騎士達が、彼の目となり耳となり狭間の地で暗躍していたというが、彼らはある時壊滅した。

現在は義娘であるネフェル・リーがその役割を担っているようだが、百智卿はあまり彼女には期待してはいないらしい。


・王骸のエンシャ

人骨をそのまま使った全身鎧の異形の人物。

一応ギデオンの従者であるとされ、円卓にあるギデオンの書斎の入り口近くに寄り掛かる形で守っている。

話しかけても一言も返してくれないが、その代わり最初に限って、「貴公、何用だ?」のジェスチャーを貰える。

その正体については色々と議論がある意外と謎めいた人物。


聖樹の秘割符の半掛けを入手していると、どんな小細工を篭したのか、不戦の誓いがあるはずの円卓で敵対者として侵入してくる。


ネフェリ・ルー

祝福に目覚め、狭間の地を訪れた褪せ人の一人。

二丁の斧を得物に、嵐を呼び出す蛮地の戦士。若干精神に危うい面を抱えており、祝福の導きを失ってしまい、絶望に陥ってしまう。

しかしギデオンに拾われたことで、今度は彼の指示を導きの代わりとして、狭間の地の各地に赴いている。


彼女が言う「」とは彼のことを指しており、彼のことを深く慕っているが、ギデオン本人はあくまでも手駒として扱っている。

ただ彼女に危険が迫った時には、遠回しながらもその結末を回避させる行動を取ることから、見かけよりも複雑な関係にあるらしい。

経歴

他の褪せ人とは異なり、狭間の地では比較的名の知られた人物であるようだが、その人物評は基本的に辛辣な物が多い。

肩書きにもあるように、知る為には「どんな手段」を使ってでも知るという強引な一面がある。

彼がその裏で関わったと思われる事件は数知れず、時にはデミゴッドとの間に戦争すら引き起こしたこともあるという。

手勢の殆どを失ってしまった現在でも、その性格は変わっていない様である。


しろがね村

リエーニエの隅にひっそりと立ち並ぶ、嫌われたしろがね人たちの村。

しかし現在は忌み潰しを中心とした調香師の一団によって壊滅状態に追いやられており、村には呪いがばら撒かれ、村人のほとんどは正気を失ってしまっている。


この惨劇から逃れていた一人である「しろがねのラティナ」は、彼女の半身である狼・ロボを奪った原因を作った人物に心当たりがあるようで、「百耳の男」と言う嫌悪を含んだ声で呼ぶ。

特徴から考えると、十中八九ギデオンであることは間違いないと思われ、この一件の裏には彼がいたことを暗に示している。


彼の行動の基本には知識に対する飽くなき欲求があるのはもう書いた通り。

だが時に他者を虐げても知ろうとするそのあり方ははっきり言って異常の一言であり、実際義娘のネフェリは彼の本性を知ったことで、精神が一気に不安定になってしまう。

それでも彼は探求を辞めず、今度はまだ把握していないデミゴッド達の居場所について、秘密の祈祷を対価に情報交換を求めてくる。

この時に彼と交換できる祈祷には、金仮面卿の物語を進める際に必要な「回帰性原理」があり、彼の物語の先を見たい場合は入手しておくといいだろう。


物語も進むと、燃え上がった黄金樹の影響が円卓にも出始める。この時点で黒き剣のマリケスを倒していると彼は円卓から姿を消す。

行方をすっかり暗ませた彼が一体どこに行ったかというと...。






...ああ、やはり君だったか。






百智卿ギデオン・オーフニール

死のルーンを解放した後に転送される「灰都ローデイル」にて、かつて王の幻影と戦った「黄金の大聖堂」にて彼と相対することになる。

褪せ人は王になるべきではないと言い出したかと思うと、突然こちらに襲いかかってくる。


魔術祈祷の両方を駆使する遠距離主体の戦い方をする。

百智の名は伊達ではなく、使ってくる魔術・祈祷はどれもこれも高位の物ばかりである。


しかし、基本的にギデオンのような戦い方は敵と距離が空いているからこそ威力を発揮する。

その為距離を詰められると途端に劣勢に立たされる羽目になる。

本人のステータスは、HPがボス並みだけの典型的な貧弱魔術師である為、構築したビルド次第では簡単に倒せてしまうだろう。


以下は彼が使ってくる魔術と祈祷、戦技を纏めた物である。

名称詳細
ほうき星魔術。輝石のつぶての上位版。振りが早く、威力も高い。貫通属性を持ち、直線上の敵を貫く。使ってくる魔術の中では総合的にこれが一番強い
カーリアの円陣魔術。カーリア王家の魔術。輝剣の円陣の上位版。自身の周りに魔法の剣を九本浮かせる。敵をロックすると自動的に飛んでいく
彗星アズール魔術。言わずと知れた今作の最終兵器。青く輝く光の奔流を放つ。ただ威力は凄まじいが、一度放つと向きを変えられないので避けることは簡単
三なる光輪祈祷。三つの光の輪を前方に放つ何処かで見たことのある祈祷。放つと戻ってくるブーメラン仕様から見てもうアレである
因果性原理祈祷。回帰性原理と対になる祈祷。唱えると五回攻撃を受けると爆発する状態になるが、使ってくる祈祷の中では最も弱い
黒炎の儀式祈祷。神肌のあ奴らが使ってくる黒炎の祈祷。自身の周囲、円状にスリップダメージのある黒炎の柱を燃え上がらせる。使ってくる祈祷の中では強い
百智の世界戦技。ギデオンの二つ名を冠する戦技。使用すると自分の周囲に一定時間魔術と祈祷に対する耐性が一時的に下がる状態を付与する

また彼に居場所の分からぬデミゴッドの居場所を伝えていると、彼らに関連した魔術や祈祷を使用してくる。

名称詳細
ライカードの怨霊魔術。ライカードに食われた英雄達の怨霊を放つ。炎を纏った骸骨の群れを飛ばす。追尾性があり、一定時間経たないと消えない。強力な魔術
血授祈祷。血の君主に由来する。頭上に現れた円陣から血炎を取り出し、前方に撒き散らす。炎上の他に、出血属性、スリップダメージとかなり嫌らしい属性の祈祷
朱きエオニア祈祷。腐敗の女神に由来する。宙に浮かび上がり、こちらに向けて飛び込んでくる。着地した後に朱い花が爆風と共に咲き乱れる。最も嫌われている状態異常「朱い腐敗」が溜まるため、飛んできたら避けるべし

倒すと、褪せ人は王にはなれないという諦観混じりの言葉を残す。

丁度、黄金樹へと続く入り口となる場所に陣取っていただけあって、どうやら是が非でも主人公を王にはしたくなかったらしい。

何故彼がそうなったのかは、戦いが終わった後に入手できる彼の防具から少し伺うことが出来る。




            知とは、自らの無知を知ることであり

            

            知ることの終わりなきを知ることである


            だが、女王マリカの遺志に触れた時


              ギデオンは恐れてしまった


          

              あるはずのない終わり




今の世界が終われば自分の知るべきことは無くなってしまうかもしれない。

それは何よりも知ることに執着し続けた老人にとって容認し難いことであり、足掻き続けると言いながら、今の壊れかけの世界に居続けることを選択した。

他の褪せ人が理想とする世界を作るために、それぞれの修復ルーンを見出したものの、彼の場合は何も見出さなかった。

だが、ある意味現状維持とも言えるエンディングの一つ「壊れかけの時代」は彼の望んだ結末だったのかもしれない。

関連タグ

エルデンリング

心折れた戦士...ある意味この人の系譜にある人物。

円卓を火継ぎの祭祀場と見れば、諦念に囚われた情報通で、案外強いと共通点も多い。

メンフクロウ...彼の兜のモデルになったであろう鳥。フクロウは伝統的に知恵を司る動物とされた。

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