EPIC_Records
えぴっくれこーど
概要
1953年、アメリカ3大ネットワークメディアCBS傘下のColumbia_RecordsとイギリスEMI傘下のColumbia_RecordsがLPレコードの規格を巡って対立し、両者の相互配給契約をCBS側が破棄し、オランダ・フィリップスと改めて相互配給契約を結んだ際に設立され、フィリップス制作原盤のジャズ・クラシックを中心に(徐々に自社制作を増やしつつ)展開していたレーベルで、1964年にフィリップスとの提携契約が完全に解消されるまでには総合ミュージックレーベルとなっていた。マイケル・ジャクソンをはじめ多くの世界的ヒットアーティストも在籍した。Columbia_Recordsの親会社であるCBSレコードグループが1988年にSONYへ買収されると、EPIC_RecordsもSonyMusicの総合レーベルとして引き継がれている。
日本での展開
日本では、1956年に日本コロムビア傘下の会社「日蓄工業」にて洋楽レーベルとして使用開始。1962年に日本コロムビアに日蓄工業のレコード部門が併合、その後1967年には日本においてEPICはCBSレーベルに併合される。旧CBS・ソニーレコード株式会社(以後:旧社)設立後1971年より再びEPICレーベルがCBSソニーより分離される。旧社が現在のSonyMusic体制に再編される2001年のタイミングで洋楽部門をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルとして切り離して以降は、日本国内にてEPIC_Recordsレーベルで展開される楽曲は邦楽のみとなったため、2014年のSonyMusic内レーベル再編ならびに独立採算制の移行に伴い、現行のエピックレコードジャパンとして再スタートを切っている。
かつてはTM_NetworkやDREAMSCOMETRUEなどもEPIC所属だった。