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鍛冶屋の政の編集履歴

2022-05-20 10:20:58 バージョン

鍛冶屋の政

かじやのまさまたははなやのまさ

必殺シリーズの登場人物。「花屋の政」と呼ばれることも。

演:村上弘明


概要

必殺仕事人Ⅴ』からレギュラーとして登場するようになった仕事人。

テレビでの初登場作は『仕事人Ⅴ』の実質上の序章たる1985年に放送された正月スペシャル「必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜」だが、それ以前に組紐屋の竜と共に1984年の舞台「からくり猫屋敷」に登場しており、そちらが本当の初登場となる。


登場当初の表稼業は花屋で、通り名も「花屋の政」だった。これは後述する育ての親の表稼業が影響している様子。

『Ⅴ激闘編』以降は鍛冶屋に転職しており、以降「鍛冶屋の政」の呼び名が定着した。


佐渡島の出身で幼名は政吉。彼の実父もまた仕事人であったが、幼少期に役人に処刑されてしまい、女仕事人であった生け花の師匠・お京(演:野際陽子)に育てられた。

のちにその育ての親が父を役人に売り飛ばした張本人であることを知ったことで、自ら彼女を葬り去ることとなった。本人としても思うところあったようで、『Ⅴ激闘編』以降鍛冶屋に転職したのはそれも一因だった様子。


当初はかつての飾り職人の秀よろしく感情にまかせて動くことの多い熱血漢だったが、しだいに丸くなり、中村主水とも長い付き合いを経るうちに打ち解けていった。

また、組紐屋の竜とは昔馴染みで付き合いが長く、初登場時にも二人で裏稼業を行っていた。

このほか、劇場作品では秀とも面識があり、そちらでは良き友人どうしの間柄となっている。


殺し技

  • V

へし折った季節の花の枝で、悪人の首筋を突き刺す。

ちなみに育ての親であるお京と同じ技である。


  • V激闘編以降

組み立て式の手槍で相手の首元を突き刺す。

手槍は『必殺仕置人』に登場した棺桶の錠が使うものがモデルになっており、特徴も似ているが、柄が木製になっているのが特徴。


余談

実は『必殺仕事人Ⅴ』シリーズ全作品に主水以外でレギュラー出演した唯一の仕事人である。


演者の村上弘明はオファーを受けた当初、時代劇に出演することにあまり乗り気ではなかったようで、「髷は結わなくていいから」との説得を事務所から受けていたらしい。


関連タグ

必殺仕事人 組紐屋の竜

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