「答えはyesですか!?」
「オレ「悠人」って名前あるんで 兄基準やめてもらえます?」
プロフィール
演(舞台):飯山裕太
概要
箱根学園自転車競技部の新しいクライマー。
1年生でありながらIHメンバーに選ばれた実力者。(真波に続く箱根学園史上二人目の1年生レギュラー)
元箱根学園自転車競技部エーススプリンター新開隼人の弟である。
顔のつくりは瓜二つであるが、兄とは異なり毛先の跳ねた黒髪で赤眼。
兄と同じく補給食をよく口にしているが体格はクライマーであるためか細身。
選手としての二つ名は「ピークホーネット(頂上のスズメ蜂)」。
兄については「兄貴」とも「隼人くん」とも呼んでいるが、普段どちらの呼び名を使用しているかは現在不明・・・だったが、2022年現在はシーンによって呼称が変わる模様。
兄弟仲は以前は良い方だったが、どんなに努力しても外野から聞こえる「隼人」の名前に嫌気がさし、近年は疎遠となっていた。
あまり一緒に走ったことはないのも脚質が違うためというのもあるが、「自分なりに努力して登ってきた階段を余裕で飛び越えて、高いところからニヤケ顔でバカにする」と言うイラつきからきているという理由もある。
更に親(特に母親)が兄贔屓であったこと(実際に中学も別の学校に行きたいという悠人に対し、本人に意見を無視し半ば無理矢理隼人と同じ秦野第一中に行かせている)も兄と疎遠にさせている原因ともなっている。
登坂能力もさるものながら、勝負においては容赦がなく、クイックネスとテクニックで相手を打ち負かす戦法をとる。異常接近して相手を路肩に落とす・不意を狙って体を当てるなどグレーな技術も多用する(現実に似たような行為が危険走行と見なされて順位や山岳・スプリントポイントの剥奪された事例がある)
雑誌の取材中に少女のお面を被って寝ているなど、マイペースで飄々としているが、押しが強くしたたかさを併せ持っている。
お面に対して黒田雪成にツッコまれた時は「少女願望がある」と本人は述べている。
仲間のため、ジャージのために戦うという小野田坂道に対し「まじっすか、、いるんだ本当にこういう人…」という感想を持っており、彼のロードに他人は関係なく、ただ相手を引きちぎって己の実力を証明するという顕示欲の持ち主。
内面はやや尖ったまでの実力主義者で「チームのため」などとは考えていないことが判明したが、今のところチームにおいては笑顔で指示に従い役割をきちんと果たしている。
クライマーであるのは周囲から兄と同一視されたくないという意思からクライマーを志したことによるもので、元々の脚質がスプリンターでありその気になればスプリントを発揮し二日目では御堂筋翔・今泉俊輔と接戦を繰り広げた。
お面について
悠人がお面を被りだすようになったのは小学6年のこと。家でも学校でも付きまとう「隼人」の言葉に嫌気が差し、たまたま足を運んだ夏祭りの手持ちの小遣いで買った美少女アニメキャラのお面がきっかけ。この時自身が「妹だったら苦しまなかったのかな」と言う想いがあり、被って歩いた際に気持ちが落ち着いたことから、以後何かあるたびにそのお面を被り続けている。それが前述での「少女願望がある」に繋がっている。
レース戦績
インターハイ栃木大会
インターハイ栃木大会では真波に次ぐ1年生メンバーとして登場。
1日目は特に大きな活躍はなかったが、2日目のレース前で坂道と遭遇し勝負を挑む。
その2日目では先頭を走る集団に追い付くために坂道とバトルをする。先を走るそれぞれのチームの集団との合流をゴールとするバトルで坂道より先を走って葦木場に追い付くが、坂道が来てることを知った今泉と鳴子が後方に下がって合流のタイミングを合わせたことで結果的に同着となる。
その後は葦木場をアシストし、一度全員合流のために後退してそこから追い上げた坂道の走りを見てバトルした時よりも速いことに脅威を感じた。更に山岳ポイントでは葦木場から山岳のゴールを獲るよう言われるが、まだ1年であったことから箱根学園の誇りというものをまだ理解できてなかったため葦木場が飛び出して山岳のカラーゼッケンを獲得。しかしここでカードを1枚失う形となり、2日目の最終ステージを今泉と御堂筋と共に勝負を挑むこととなったが、結果は3位で終わった。
3日目は山岳ステージの決着がついた後、鳴子とバトルする場面が描かれており、その後は先行した真波のもとに黒田を行かせるために、後続から追い上げた京都伏見の御堂筋と小鞠をブロックするが、足を使い果たし後退、小鞠も悠人の終わりの筋肉が気になり先に進まなかった。
その後、具体的な順位は不明だが感想はした模様。
車両について
使用している車両は兄と同じサーヴェロ。車体色は白でロゴは黒だが、アニメでは水色の差し色が入ったモデルで、実写では2011年モデルのR3が近い。