概要
CV:太田淑子(初代)/外山高士(新)/林原めぐみ(89年版2話まで)、古本新之輔(89年版3話以降)/津嘉山正種(97年・劇場版)/鶴野恭子(KYOTO手塚治虫ワールド)/川田妙子(勇気が未来をかえる)
ジャングル大帝の主人公であるホワイトライオンの少年。一般に知られるのは鬣が生え揃っていない少年期のデザイン。父親はパンジャ、母親はエライザである。
人間たちによって囚われ、海外の動物園に輸出されようとしていたエライザが船の中で産んだ息子であり、レオの行く末を案じた母親によって海に投げ出され、アラビア半島に流れ着いた際に人間のケン一に拾われた(アニメ版では出会い方がシリーズによって異なる)。このような生い立ちの為に人間の言葉を話す事が出来、父親ほど人間たちに対しての深い憎悪は持ち合わせていない。
やがて動物たちの王となり、ライヤと結ばれてルネ・ルッキオを授かるが、ライヤは紫斑病に冒されて先立たれてしまう。彼もまた、月光石を巡る探検に参加途中、遭難したヒゲオヤジの命を助けるべく、あえてヒゲオヤジを襲って自分を殺すよう仕向け、ヒゲオヤジに自らの毛皮を捧げた。
『海底超特急マリンエクスプレス』ではスターシステムの一環として、ムー帝国のサファイアの相棒として大人時代のレオが登場。シャラクの超科学の影響で飛行能力を有しているが、原作とは違い、喋る事は出来ない。
『ブラック・ジャック』にも「ルナルナ」の名でゲスト出演。
アフリカの野生下に居たが、白いという物珍しさから見世物として密猟者に捕らえられ、日本に連れて来られる。そして慣れない都会暮らしと衆人環視から心労に陥り、BJのもとへ運ばれてくる。BJはこれに対しルナルナに色素を打ってふつうのライオンと同じ色にした。それを見た興行主はショックから「秋田書店の色指定ミスだ!」とメタ発言を叫び、売れなくなったルナルナをやむなく野に還した。