概要
2014年4月より「ダイナミック企画」公式サイト内にて連載されたWebコミック。
原作:永井豪、石川賢、作画:星和弥 、編集協力:不知火プロ。
ダイノゲッター
本作におけるゲッターロボ。作中では単に『ゲッター』とだけ呼ばれることが多い。
何者が造ったかも定かではない巨大ロボットで、サオトメが落ち延びた死の谷の奥にある地下洞窟でゲッター1に合体した状態で安置されていた。
3体のゲットマシンで構成され、ゲッター1、2、3への合体変形機構を有する、これにより空・陸・海いずれの地形にも適応できる万能兵器。
これまでのゲッターロボと違う点は各合体形態からさらに恐竜を模したモードに変形可能なで計6つの形態を持つ。
操縦方法は爪や牙を象ったような鎧を装着して乗り込むことで神経が機体と繋がり、肉体の動きに機体が連動するというもの。
機体へのダメージは鎧を通じ痛みとして搭乗者を苛むが、ナガレはゲッターとのより強い一体感を感じたのか逆に喜んでいた (なお、機体そのものは異常に頑丈で痛みに耐えられるだけの根性があればちょっとやそっとでは壊れない)。
ゲッター共通の大原則として、乗りこなすのに求められるのは体力と気力がすべてであり、心身共に鍛え抜かれた戦士が3人揃わねば真の力を発揮することはできない。
ゲッター自身も意思を持っており、チカラを欲する者の想いに応え強くなっていく。
ダイノゲッター1
プテラノドン型へ変形
ダイノゲッター2
ティラノザウルス型へ変形
地上戦を得意とするゲッター2系列の形態。
まるでその場から消失するかのような超スピードで疾走し、攪乱と死角からの連撃で相手を圧倒する。
スリムなシルエットやカラーリングは歴代ゲッター2とほぼ同じだが、
通常の腕とは別に、一回り小さい1対のサブアームを備え、普段は背面にマウントした専用の二丁拳銃を使った高機動射撃戦が可能。
固有形態のティラノは元が元なので重量級らしいマッシヴな造形の多いティラノ系マシンにしては、やや細身。
変形パターンは完全に千葉トロンで、ティラノの頭部が右のゲッターアーム、尻尾が左のゲッタードリルとなるが、
変形後はドリルより噛み付きの方が必殺の威力を持つという異色の武装構成。
ティラノの口内からはミサイルを発射可能。
ダイノゲッター3
プレシオザウルス型へ変形
水中戦を得意とするゲッター3系列の形態。
キャタピラ駆動の下半身に伸縮自在の両腕という特徴もそのままである。
腕そのものが首長竜のヘッドを模しており、胴体も巨大な口を備えた恐竜の顔のような意匠になっている。
そのため、ダイナミック作品的には『ゲッター3とドラゴノザウルスの折衷』とでもいうべき威圧的な外観を持つ。
ゲッター3の代名詞である必殺技『大雪山おろし』も健在で、
トモエの操縦により、ダース単位のマシンザウルスをまとめて巻き込む竜巻を起こし、
ヘッド口内と背面に備えたゲッターミサイルで『打ち上げトカゲ花火』に変えた。
余談だが、プテラノドン(翼竜)とプレシオザウルス(首長竜)は厳密には恐竜ではないので「恐竜に変形するゲッターロボ」というコンセプトでありながらも恐竜型なのはダイノゲッター2のみである。まぁ恐竜スーパー戦隊もそうだが、創作モノにはよくある。
そもそも無印ゲッターロボに登場したメカザウルスは恐竜のサイボーグのはずなのに現代生物がモチーフのタイプも複数いた為、あまり気にしない方が良いだろう。(恐竜戦隊ジュウレンジャーなんて守護獣5体の内2体が哺乳類だったし…)
マシンザウルス
マシンザウルス・ピクノドン
対峙した敵の形態や情報を取り込んで自機を強化する能力を持ち、ダイノゲッターの形態を模してブラックダイノゲッターとなった。
登場キャラ
人類
ナガレ
ジン
トモエ
サオトメ
ゴウキ
恐龍帝国
コモド
ナーガ
ドラゴ
グール
ロボットガールズZオンライン
チームD(ダイノ)としてダイノゲッター1こと「プテちゃん」と、ダイノゲッター2こと「ティラちゃん」と、ダイノゲッター3こと「レッシィ」が参戦。