概要
「どうしたの……」
初期のは組の少なすぎる人数を補うために設定された、いわばモブキャラ。
教室では乱太郎たちの真後ろの机、真ん中の席(2022年現在の席順で言えば、喜三太と兵太夫の間)に座っていることが多く、音吉同様割と画面には映っていた。
初期は半開きの垂れ目とにんにくのような形の鼻といったアクの強いデザインだったが、6話Bパート「しんべヱがいない の段」からはつぶらな目と普通の丸い鼻に改められた。
また同話にて、一年は組がくの一教室に潜入した際には、彼も同行。しかし撤退時、庄左ヱ門らがジャンプで塀を飛び越えて行く中、一人だけよそ見をして塀に激突し逃げ遅れてしまう。その直後、ユキたちが投げてきた手裏剣や苦無が塀に刺さったため、それを足掛かりにして脱出するという、変に目立つ役をなぜか与えられていた。
その後も塀からうまく降りられず着地に失敗し、しんべヱがいないことに気づいて青ざめる乱太郎ときり丸たちの話に一人だけついていけてなかったり、は組の生徒たちが「しんべヱーっ!」と声をあげて探す中、みんなの下敷きにされて物憂げに「しんべー……」と声を発したり、見つかったしんべヱの元に皆が一斉に駆け出す場面でも一人だけ石につまづいて転がるなど、やたら鈍いキャラとして活躍した。
第1期での成績は教養25点、忍術30点、兵術15点といったもので、他の級友と大差ない。しかし夏休み前の成績は乱太郎、きり丸、しんべヱよりは良く、補習は行われなかった。
第2期に行われた薬学の試験では、土井先生の話を聞いていたため、90点を取っていた。
喜三太と金吾が加わり、現在のは組メンバー11人が揃った後も、2期までは吉松か音吉のどちらかが加わった12人が描かれていた。(第2期83話「しんべヱの寝ぐせ の段」ではしんべヱがいない場面において二人とも描かれ、13人になっていたこともある)。エピソードによっては彼らの姿が描かれているにも拘らず、は組の生徒が全部で11人であるかのように語られることもあった。
2期の終盤まで姿を見せていたが、3期からは姿を消した。
25周年スペシャルでのオーディオコメンタリーでは、「知らない忍たまがいる」「は組でリタイア!?」と乱太郎たちにネタにされていた。