概要
第3期にわたるレギュラー放送をはじめ、劇場版やスペシャル版、スピンオフを含めた中で悪女ぶりが際立っている3人を選出。
メンバー
黒坂美幸【演：佐伯日菜子】
第1期episode3に登場した自称・霊能力者。
コメディ要素が強い本シリーズでは珍しく、冷酷でシニカルな言動が終始強調された。奈緒子・上田コンビの前で殺害予告を行った末、父の仇たちをパントマイムで次々に惨殺した。
実際は一卵性双生児の妹である黒坂洋子【演：同上】がおり、あらかじめ別の場所にいた洋子がリアルタイムで犯行に及び、美幸自身はアリバイ証明に務めたという仕組み。それらのトリックを看破された際、庇ってきた妹に罪をすべて被せ、嘲笑した挙句に毒殺。視聴者に強烈なトラウマを植え付けた。
鈴木吉子【演：銀粉蝶】
第2期episode2に登場した自称・霊能力者。
奈緒子・上田コンビ（および矢部）を最も追い詰めた人物。敵対者に対して一切容赦がなく、攻撃的かつ冷酷な言動が目立った。
信者たちのほとんどを洗脳し、一種のカルト教団を築いていた。自身を裏切った側近を殺害し、実母までも自殺に追い込んでいる。
塚本恵美【演：小橋めぐみ】
第2期episode4に登場した依頼人。
毎度お馴染みの"上田を利用した若い美女"。徹底的に悲劇のヒロインを演じていたが、結果的にそれが墓穴を掘ってしまう。
実は上田の手回しにより、最初から演技を見抜かれていた。惚れた弱みで恵美に危害が及ぶことが許せず、標的をあろうことか奈緒子にすり替えていた。その直後、都合よく奈緒子が別件により拘留されてしまい、標的でない恵美に次々と不幸が訪れ、やがて疑惑が確信へと変わっていった。
その事実を突きつけられた際の豹変ぶりは、シリーズ屈指の衝撃。前述の2人に関しては、辛い過去を過ごしたという点が起因しているものの、彼女に至っては完全なる私利私欲。
