概要
1922年12月28日生まれ。第二次世界大戦経験者で陸軍通信部隊などに所属し、その頃からイラストレーターとして活躍していた。
アメコミ界の巨匠の1人として、数々のMARVEL作品の原作を手掛けた。
その創造力は果てしなく、齢90を越えて健康不安が徐々に見え隠れした時期も含めて、最期まで創造への意欲が衰えることはなかった。
ユーモアを交えた語り口調が特徴的。
MARVEL作品の実写映画やテレビアニメなどでカメオ出演することが多いことでも有名で、親しみを込めて「目立ちたがり屋」とよく称された。さらに2018年にはDC作品「ティーン・タイタンズ・ゴー! トゥ・ザ・ムービーズ」にも出演した。
晩年は肺炎などを始めとした様々な病に悩まされたが、ビデオメッセージで果敢にも戦い続けることを表明していた。その後も何度か緊急搬送されながら、驚くべき生命力で生還してきたが、2018年11月12日、肺炎により95歳で死去。
映像作品への最終出演は『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
決め台詞は「Excelsior!(より高みへ)」
主な作品
その他多数。
日本とのコラボレーション
余談
スタン・リーの法則
意図したものはか不明だが、スタン・リーが誕生に関わったMARVELコミックの主役キャラには「(アルファベット表記した場合の)名前またはミドルネームと名字の頭文字が同じ」場合が多い。以下に一例をあげる。
- Peter Benjamin Parker(スパイダーマン)
- Dr. Robert Bruce Banner(ハルク)
- Dr. Stephen Vincent Strange(ドクター・ストレンジ)
- Scott Summers(サイクロップス)
- Dr. Reed Richards(ミスター・ファンタスティック)