概要
”首桶さん”とは、乱れた世に起きた戦において用いられる道具につけられたあだ名である。
”首桶”とは
そもそも”首桶”とは、名のある武将が戦などで討ち取られた際、どの人物が討ち取られたか確かめる必要があり、”首桶”とは文字通り討ち取った武将の首を入れた桶である。
それでは、なぜこんなことになったのか
2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で重要な小道具として何度も登場したからである。
特に第20回「帰ってきた義経」のクライマックスでは、鎌倉を支配する兄・源頼朝の命により討ち取られた弟・義経の首が”首桶”に入れて届けられ、権力者の孤独と弟を討ったことを悔いる頼朝の慟哭が描かれた。
この救いのないストーリーの連続にSNS上では憂さ晴らしとばかりに
「大河準レギュラーの首桶さんが来た…」「また首桶。もはや準レギュラー」「準レギュラーの首桶さん」「今週も準レギュラーの首桶さんが活躍してしまいましたね」「首桶を準レギュラーにすんのやめろ! やめてください‼」などと視聴者は反応。「首桶が準レギュラーの大河って怖いな」「あと何回首桶出てくるんだろ」とも書かれるにいたった。