概要
1999年にセタによって開発されて当時のゲームセンターにて稼働しており、基盤の販売はビスコが担当していた。
セタが制作した『アーケード用の脱衣麻雀』としてはシリーズ最終作となる。
(ただし、『キチンと脱ぐ脱衣麻雀』としてならスーパーリアル麻雀プレミアムコレクションが次回作として存在する。)
しかしシリーズ最終作でこそあるが本作には新規のヒロインは一人もおらず、登場キャラはシリーズ過去作品『スーパーリアル麻雀PV』『スーパーリアル麻雀PⅥ』『スーパーリアル麻雀P7』より各作品のヒロイン全員で構成されているため、『番外編』という扱いをするファンもいる。
脱衣について
『3作品に登場したヒロイン達の総出演』ということから、デビュー作の脱衣シーンを流用・踏襲したシーンがいくつか見られるが、中には『ヒロインのデビュー作では見られなかった本作で新録されたシーン』もいくつかあり、『早坂晶がシニヨンを解かずにブラを脱いで裸パンツになる』と言うシーンがその代表例。
ただし、香山タマミと麻比奈百合奈だけは他のヒロインとは異なり『プレイヤーを導くナビゲーター』という立ち位置である為、他のヒロインのように裸パンツになるまで脱がすことができないというファンにとっては残念な仕様となっている。
その代わりとして1人用モードをプレイ中に条件を満たすことで対局する事ができるようになり、勝利すれば水着姿の新録グラフィックを拝むことができる。
登場キャラクター
登場キャラは前述の通りスーパーリアル麻雀PV以降のキャラクター達で構成されている。
対戦要素について
タイトルに『VS』と付いている通り、シリーズ初のプレイヤー間での対戦要素が導入されている。
システムとしては、『プレイヤーはパートナーとなるキャラ(ただしタマミと百合奈は選択不可)を其々選択してから対局が行われ、勝った方は負けた方が選択したキャラの脱衣シーンを鑑賞できる』といったVS麻雀乙女繚乱のような感じとなっている。
ちなみに、他のプレイヤーが一人用モードでプレイしている所を当時の格闘ゲームよろしく乱入することもできるが、乱入された方は断る事も出来る。
余談
- 基盤のデータ容量に都合があったのか、それともヒロインを演じた声優さん達の都合がつかなかったのかは不明だが今までのシリーズとは異なり、本作では登場ヒロイン達の音声は一切なしとなっている。
- 一人用モードは『PV組の三人に勝利して麻雀同好会の会員となり、他作品のヒロイン達にも麻雀を挑んでは勝利し、同好会の会員にしていく』というのが大まかなストーリーの流れである為、ゲームを始めるとみづき、綾、晶の中から対戦相手を選んで、その後は選んだヒロインごとに決められた順番でクリアまで対局していくことになり、ラスボスに相当するヒロインに勝利した後はゲームスタート時に選んだキャラから称賛の言葉を貰い、『ENDテロップと共にヒロインのヌード(ただし鎖骨辺りから上までしか映っていない) が表示される』などPV組のヒロイン達が若干優遇されてると言えなくもない。
関連タグ
スーパーリアル麻雀シリーズの系譜
スーパーリアル麻雀P7 → スーパーリアル麻雀VS → スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション