概要
いわゆる脱衣麻雀ゲームで、商業用脱衣麻雀ゲームとしては現在でもトップクラスの知名度を誇っている。
田中良氏デザインのキャラクターとボイス付きのアニメーションは大変クオリティーが高く、人気を博した。
ヒロインの容姿のレベルも高いが麻雀のレベル(難易度)も高く、
コンティニューを繰り返して基板が買える位貢いじゃった変態という名の紳士も数多くいた(?)。
1作目は18禁要素は全くないただのリアル志向麻雀で、「スーパーリアル」という題名はここに由来する。洗牌から配牌、打牌などを徹底的にアニメーション表示しているほか、相手がテンパイするとタバコを持つ(所謂テンパイ煙草)などの対局時の所作がリアルに表現されていた。また当時としては珍しく、アガリ役の読み上げにも対応していた。
ところがこれが全く売れず、てこ入れとしてプロアニメーターによる脱衣アニメーションを取り入れた『PⅡ』が発売されると、これが大ブレイク。現在でも「スーパーリアル麻雀」と言えば基本的に『PⅡ』以降を指す。
麻雀ゲームとしては全8作稼働されたが、アーケード版の最終作『VS』は今までのヒロインが再登場する番外編の要素が強く、ナンバリングには入っていない。
ちなみに脱衣麻雀としては『VS』より後に製作・販売されたネオジオポケットカラー版のゲームであるスーパーリアル麻雀プレミアムコレクションが最終作である。
ちなみにスーパーリアル麻雀プレミアムコレクションは当時の携帯ゲーム機で唯一の『下着姿からの先が拝める脱衣ゲーム』という事で当時は話題になった作品である。(といっても脱衣シーンの内容は新規というわけではなく、ヒロインのデビュー作及び『VS』のリメイクである)
現在はモバイルゲームなどで展開が続いているが、もちろん脱衣などの18禁要素はない。
また、『P7』は2009年3月にアルゼよりパチスロ化された。
脱衣麻雀ということで、pixivのイラストは大半がR-18であるので注意。
まさかの復刻
ニンテンドースイッチで「PⅤ」が復刻される事となりCERO的に脱衣はどうなるのかで話題となったが、サターン版準拠としつつも脱衣要素がある事が判明。CERO:Dに区分された。
では、肝心の最後まで脱がすとどうなるのかと言えば、謎の光が上手く隠す事でCERO対策を施している…が、実は上手く隠しきれていなかった不十分な部分があった為に任天堂とCEROから指摘を受け、一度配信停止して修正した上で配信を再開した。続いて「PⅥ」「P7」も同様の処置で復刻されている。
また2020年4月23日には『スーパーリアル麻雀グラフィティ(PⅡ、PⅢ、PⅣをまとめたもの)』と、PⅤ、PⅥ、そしてP7の4作品を一つにまとめたスイッチ版のゲームソフトである『スーパーリアル麻雀LOVE♥2~7!(らぶに~な)』が発売された。
そして時が流れ、PC版となった『スーパーリアル麻雀LOVE♥2~7!(らぶに~な)』こと『スーパーリアル麻雀 LOVE 2~7! for PC』が2020年12月25日に発売された。こちらではスイッチ版の時にあった謎の光による隠しがなくなっており、アーケード版と同じくアレがちゃんと見れるようになっているので、スイッチ版をまだ購入していない人や、ヒロインのちゃんとしたヌードが見たい人、そしてNintendo Switchそのものを持ってない人はこちらの作品を購入しよう。更に収録されている全ての作品をクリアすると、オプション画面から設定できる難易度に『0』が追加され、それに変更すると、対局時に『手牌が必ず役満まであと一歩になる』積み込みが行われる公式チートを行う事が可能になる。
登場ヒロイン
- PⅡ ショウ子
- PⅢ 芹沢香澄/芹沢未来
- PⅣ 愛菜/悠/香織
- PⅤ 遠野みづき/藤原綾/早坂晶
- PⅥ 香山タマミ/来宮ゆかり/栗原真理/クリス・ガーランド
- P7 麻比奈百合奈/麻比奈夏姫/蘭堂芹香/豊原エツ子
- モバイル版 梢ひな子 (ただし、ひな子はPⅤのキャラクターに分類されることが多い)
関連イラスト
PⅡ
PⅣ
PⅤ
モバイル版
外伝作品?
シリーズとしては前述のⅡ~P7の6作品がそうだが、外伝や番外編、総集編的な立ち位置で以下のような作品も存在する。
- スーパーリアル麻雀VS
- PⅤ、PⅥ、P7の三作品から全ヒロインが出演している総集編的な立ち位置の作品。基本的には件の原作を踏襲した脱衣シーンが踏襲されているが、新録の脱衣シーンもある。
- リアル麻雀アドベンチャー・海へ~SummerWaltz~
- 史上初の『脱衣ゲームが原作の恋愛ゲーム』(こちらもVSと同じくPⅡ~PⅣのキャラは登場しない)。ただし、Ⅱ~P7やVSのような脱衣ゲーム要素は皆無で、純粋にヒロイン達との恋愛を楽しむ作品となっている。
- スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション
- 手短に説明するなら『ネオジオポケットカラー版のスーパーリアル麻雀VS』(注:ゆかりとクリスと夏姫と芹香は登場しない)で、脱衣ゲームとしてならシリーズ最終作とも言える。当時は『どこでも脱衣麻雀ができる』ということで話題にもなった。
関連タグ
スーパーリアル麻雀100users入り スーパーリアル麻雀500users入り
ファイナルロマンス:スーパーリアル麻雀シリーズと同じく90年代にゲームセンターで稼働していた脱衣麻雀シリーズの一つ。『1に相当する無印は何らかの理由でシリーズ上は欠番扱いされる』『最終作はSSでコンシューマ版が出るも、規制のせいで脱衣シーンは下着姿止まり』『最終作からの長い時を経て、令和の世にswitch版やPC版がリリースされ、新規の人もプレイ可能』等の共通項が見受けられる。