『涼宮ハルヒの理想』とは
作品(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=925225)
内容
『涼宮ハルヒの憂鬱』と『イナズマイレブン』のキャラ、mlイナズマ氏のオリキャラで構成されている小説である。『涼宮ハルヒの憂鬱』でキョンが通っている高校・周辺を舞台としている。2023年9月 秋。
ストーリー
既に俺の日常が超常と化した今、何が起きたって、驚かないね。
そう思っていた。しかしその数分後、俺は前言撤回することになる。
学園祭が終わり、少し落ち着いてきた頃だった。
長門と俺だけの部室。いつもと同じ、(古泉曰く異空間と化している)SOS団部室。
・・・まあ、普通の人間、岡部や校長が聞けばひっくり返るような事(色々な意味)で盛り沢山だが。そもそも、岡部達が普通の人間だとは確信を持って言えないのだけどな・・・。
さて・・・くだらない話はよして、本題に戻るとしよう。
「情報統合思念体が意見を変えた。」
長門の細い、無表情な声が部屋に広がった。
「・・・え?」
長門の上司が意見を変えた・・・
あの時朝倉が言っていた、あの言葉が蘇る。
『長門さんの操り主が意見を変えるかもしれない』
と、言うことは。今までの、ハルヒをジーッと観察する・・・やり方ではなく、朝倉のようなやり方で進める事になるのか。
・・・俺の危険が増えるではないか。
「私は前にも言ったように、下っ端であるに過ぎない。だから、上の一部・・・急進派が涼宮ハルヒの力を我々情報統合思念体の力にする事に成功した、というだけの事しか聞いていない。また、上が何かの事で揉めている事が分かった。そして今、上の急進派が涼宮ハルヒの周辺に何かを起こすと発表した。私は必要最低限の事しか伝えられていない。また、逆らう事を許されていない。」
できないのだ、と長門は言う。
そういえば長門は上司が半分操っている、みたいな事を朝倉が言ってたっけ。
「・・・じゃあ、どうなるんだ。」
「今言ったように、分からない。ただ、上の判断でこの世界がより良くなる事はあるが、私達が一瞬で消えたり、涼宮ハルヒが力を失ったり、記憶を消されたりすることがあることは・・・」
「わかった、もういいよ。」
つまり、だ。
この世界は最高の楽園になるか地獄のどん底に堕ちるか彷徨っていると言うわけか。
あ、アホらしいぜ。まったく。
主な登場人物
情報統合思念体
関連タグ
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