概要
CV:秋元羊介(リメイク版)
『ライブアライブ』の現代編に登場する、高原日勝の対戦相手の一人。
日本古来の喧嘩殺法・骨法の使い手の老人。彼から覚えられるスキルは地味ながらも強力なものばかり。
これは技自体の性能が優秀であることに加え、森部のLvが非常に高いことが挙げられる。
本作ではLvの値そのものが攻撃・防御・命中・回避に大きく影響しているため、単純なLv差があること自体が大きな戦力差になる。
ただし、老体のため森部自身のHPはかなり低く、さらに奥義を出し惜しみするため技を覚えるには根気が必要。
隠し要素として森部の背面から攻撃をすると「本気スイッチ」が入り奥義を連発してくるようになるが、こうなると高原自身のHPが持たなくなるので、こちらを使う場合は先にある程度HPを削るなどの準備が必要。
森部の必殺技は攻撃と同時に相手のステータスを大きく下げる「通打」の使い勝手がかなり良く、「あびせげり」も敵の向きを変える事で一方的に攻撃可能となるため、高原がこの2つを覚えてしまえば現代編をこの2つの技だけでクリア可能というかなり強力な性能となっている。
逆に他の格闘家の技を習得しても森部の技を覚え損なうとかなり辛いことになってしまう。
なお、森部の必殺技が非常に高性能な事と、高原の「森部のじーさんの奥技が!」という台詞から、「森部のじーさん」の愛称で親しまれることが多い。
モデルは、骨法の始祖として知られる「堀辺正史(ほりべ せいし)」と思われる。
なお、名前の読み方はスーパーファミコン版では「せいじ」であったが、HD-2Dリメイク版では元ネタと同じ「せいし」に変更された。
余談だが、教え子の中には船木誠勝や獣神サンダー・ライガーが居る。
能力値・使用技
レベル:13 HP:120 力:45 速:73 体:27 知:99
- 通打:敵のレベル・力・速・体・知を100%下げる、現代編攻略に欠かせない奥技その1。
- あびせげり:やや射程が長く、威力もそこそこで向き変えハメまで可能な奥技その2。
- ねこだまし:あびせげりと同射程の技だが威力がショボい。 じーさんの舐めプその1。
- 足ばらい:通打と同射程の技だが威力がショボい。 じーさんの舐めプその2。
※『通打』・『あびせげり』が習得可能。
最高齢の対戦相手だけありHPは最も低いが、レベルが高く、速・知に秀でる技巧派。
高原とのレベル差が大きいため、とにかくこちらの攻撃が当て難く、与えるダメージも低くなる。
更に全ての状態異常を無効化する耐性を持っており、ハンの関節技による手足固めやモーガンのGスープレックスによる麻痺が通用しない。
ねこだましは『あびせげり』、足ばらいは『通打』と同射程の技で、奥技2つを覚えようにもじーさんがねこだまし&足ばらいを多用するという舐めプに走りたがるのが困りもの。
まずは気合いためで能力を補強しつつじーさんをおびき寄せ、接近したら一気に背後へ回り込んで『烈風正拳づき』を叩き込み、じーさんの「本気スイッチ」をONにする。
そして振り向いたじーさんから一歩離れてあびせげりを喰らい、その後に接近して通打を喰らう。
これだけでもHPを200ほど削られてしまうが、最初の烈風正拳づきでじーさんのHPも70前後まで減っているので、あとはまた背後へ回り込んでの通打や烈風正拳づきで押し切ってしまおう。
じーさんのレベルは高原の『2』に対して『13』という遥かな高みに達しているので、攻撃する際は必ず背後からの攻撃によるレベルのマイナス補正を利用して、じーさんとのレベル差を少しでも埋めていこう(そうしないと攻撃のヒット数やダメージが落ち、何より回避されやすい)。
幸いじーさんの体格は他の対戦相手に比べて一回り小さいため、背後を取るのは容易である。
背後からの通打でじーさんのレベルが上手く下がれば、正面からでも攻撃が当たるようになる。
さすがはじーさんの奥技、通打恐るべしである。
通打は他の対戦相手の技を覚える際にダメージをかなり軽減可能&敵の技による状態異常の発生率まで抑え、更にこちらの技による状態異常の発生率まで上昇させる事ができ、あびせげりはそこそこの威力で敵の向き変えを利用したハメ殺しが可能、というどちらも非常に有用な技なので、じーさんとは真っ先に対戦する事をオススメする。
現代編攻略のコツは「森部イチバーン!」とだけ覚えておこう。
リメイク版
リメイク版ではさすがに技が強過ぎるとあってデチューンされたが、本当に弱くなってるのかと言いたくなるほど相変わらず強力。あびせ蹴りでのハメ殺しは変わらず可能であり、通打の全技中トップクラスのデバフ性能も健在(デバフそのものの仕様変更により多少弱くはなっているが)。
ただし森部のじーさん本人はというと、戦闘バランスの是正により、高いレベルによる圧倒的回避率がなくなった。そのうえ、あびせ蹴りの威力低下や高原の気合いための回復量上昇も相まって正面から打ち合ってもまったく問題ない相手に弱体化している。更に行動ルーチンが少し変になっており、戦闘中にいきなり後ろを向きだしたりする。対戦順によっては、高原の反撃技で勝手に倒れるハプニングも(特に関節技が弱点であるため、トゥーラ・ハンの後だとよく起こる)。
なお、「通打」はSFC版だと上記の通り森部が使ってくるにはひと手間必要だが、リメイク版では普通に放ってくる事がある。
関連タグ
東方不敗マスターアジア:秋元羊介氏が演じたキャラクターで日勝役の関智一氏が演じたドモン・カッシュの師匠にして最大のライバル。リメイク版で主人公勢のCVが発表されたとき、「森部の中の人は秋元さんになりそう」と予想した人は少なからずいた模様。