谷口「ナッシングトゥーマッチ!」
田中「オーマイゴッドファーザー降臨!」
2人「よいしょー!!」
概要
吉本興業所属のお笑いコンビで2016年結成。メンバーは谷口理と田中ショータイム。共にNSC大阪校38期生出身で、同期には天才ピアニスト、エルフ、なかむら★しゅん(9番街レトロ)等がいる。
兵庫県立須磨友が丘高等学校の同級生で、揃って神戸学院大学に進学した後在学中にNSCへ入学した。ちなみに余談だが、お笑い芸人になりたいと公言していた谷口が、田中にトイレに連れていかれ「俺もやねん!! 一緒に吉本へ行こう!!」と告白され、コンビを組むことを決めたそう。
芸種は主に漫才やコント。どちらもオーソドックスな設定(例:刑事や料理番組等)の中にリズムネタやギャグを強引に挟み込むのが特徴。その性質上、2人ともボケになることもある。だが、こう見えてネタはしっかりと台本を作っている。
結成当初は上記のスタイルが「新感覚漫才」として取り上げられ新しい波24に出演後、めざましテレビやナカイの窓に出演するなど注目されていたが、その後は勢いが長続きせずテレビ出演は落ち着いていた。しかし、よしもと漫才劇場のライブで地道に腕を磨き続け、着実に実力を上げて行った。
2023年のM-1グランプリで遂に初の準決勝進出を果たす。新システムになった敗者復活戦ではCブロックの7番目、つまり大トリで登場。会場をかなり沸かせるも、暫定勝者だったシシガシラに惜しくも負けてしまい、Cブロックを勝ち上がれずに終わった。その後、谷口は先輩芸人達に囲まれながら号泣していた。
そして、2024年の第54回NHK上方漫才コンテストで優勝した。
主によしもと漫才劇場で活動中。
メンバー
- 谷口理(たにぐち おさむ)
ボケ担当。立ち位置は向かって右。
1993年5月1日生まれ。血液型はO型。兵庫県神戸市須磨区出身。
趣味は漫画(特に週刊少年ジャンプ)、ゲーム、バレーボール、イオン巡り、掃除。
浜田順平(カベポスター)と仲が良く、ペットにしたい程と言っていた。
- 田中ショータイム(たなか しょーたいむ)
本名・田中翔(たなか しょう)
ノリ担当。立ち位置は向かって左。
1993年7月10日生まれ。血液型はO型。兵庫県神戸市出身。
趣味はスポーツ全般(特にサッカー)、音楽鑑賞、歌を歌うこと、洋服を見る買う、ゲーム。
かなりのオシャレで、周りの芸人からも評判が良い。
自称:多田健二(COWCOW)似。だが彼は中々のイケメンである。
コンビ名の由来
ファイナルファンタジー4に登場するフースーヤから。
当初はクレイジーダイヤモンドというコンビ名だったが、先輩芸人から「クレイジーが付く芸名は終わるからやめとけ」と助言され、アマテラスに改名する。しかし、東京にも同名のお笑いコンビがいる事が分かり、コンビ名をかけてネタ合戦をすることになる。が、敗北してしまい、再び改名を余儀なくされた。次のコンビ名をどうするかで迷っていた時、谷口がファイナルファンタジーをプレイしていたことから、コンビ名にこの名前が浮かんだという。ちなみに候補に挙がったもう一つのコンビ名がカイナッツォだったとか。
段差で踊る段差ダンサー
2022年6月28日にYouTubeでフースーヤの音MAD「ダンサデオドル・ダンサダンサー」が公開された。原曲は柊マグネタイト氏のボカロ曲・マーシャル・マキシマイザー。
令和になって音MAD界隈が衰退に向かっている中、再生数は300万を超えている(2024年5月現在)。
ちなみに本家の「マーシャル・マキシマイザー」のコメント欄のトップには段差で踊る段差ダンサーと書かれている。それ程この音MADの影響力は高いようだ。
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